11R
チューリップ賞
15:35発走 / 芝1600m (右 外 A) / 天候:曇 / 馬場:良
1回 阪神 3日目 サラ系3歳 オープン       (国際) 牝(指) 馬齢 15頭
本賞金:3400,1400,850,510,340万円
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レース回顧

■人気2頭は圏外、武豊のクロフネサプライズが逃げ切りV

 スタートは3番エクスパーシヴが4馬身、12番ヴィルジニア、15番レッドオーヴァルあたりも1馬身ほど出遅れた。注目の先行争いは、中から少し行きたがりながらも7番クロフネサプライズがじわっとハナへ。1馬身半差の2番手争いは、5番プリンセスジャック、6番アユサン、13番ウインプリメーラが並ぶ形。1馬身差の中団は5頭で、1番グッドレインボー、4番ウリウリ、9番コズミックショア、ヴィルジニア、14番ローブティサージュが並走する。1馬身差の後方にかけては、2番アルテミシア、10番ベアトリッツと続き、半馬身差でレッドオーヴァルが続く形。9番レッドフォーチュン、11番ピッチシフターが続き、1馬身差の最後方には、エクスパーシヴ。

 先手を奪ってからは、後続に1馬身のリードを保っていたクロフネサプライズのペースは上がらず、前半3F34秒9、同4F48秒0と緩いラップで通過。3?4コーナーにかけても、隊列は殆ど変わらず最後方までは12?3馬身。4コーナーでは、人気のレッドオーヴァルは後方3番手、ローブティサージュは後方4番手あたりの外目を回って最後の直線へと向いてくる。

 最後の直線に向いて残り400mで一気にペースアップしていくクロフネサプライズを、2番手から懸命に追うウインプリメーラだが、差は詰まらないどころか広がっていく。これを追うのが、プリンセスジャック、アユサン、ウリウリ、ヴィルジニアなど。坂を駆け上がりながらの残り200mでは、早々と前2頭の大勢決する形となる。注目の2頭、ローブティサージュは全く伸びず、レッドオーヴァルは大外から3番手争いの一角に加わるのが精一杯か。残り100mでは悠々と抜けたクロフネサプライズが、2番手追走からしぶとく粘ったウインプリメーラに3.1/2馬身差を付けて優勝ゴールイン。3着争いはゴール前で5頭が横に広がったが、4コーナーで3番手にいたアユサンが僅かに抜けて、桜花賞切符を確保。以下、ヴィルジニア、グッドレインボー、ウリウリと続いてレッドオーヴァルは7着。ローブティサージュは見せ場なく9着。勝ちタイムは1分34秒9(良)。

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