■スワーヴアラミスが競り合いを制し重賞2勝目

　8番トップウイナーが押してハナ。9番ヴェンジェンスが外から2番手に上がり、3番アメリカンシードはその直後の内に収まる。10番レピアーウィット、4番スワーヴアラミス、2番ケイティブレイブ、7番ソリストサンダーも先団に取り付いていく。

　やや開いて13番オメガレインボー、11番ロードブレスが追走し、1番ダンツキャッスル、12番ロードゴラッソがその後ろ。後続は間が空いて5番タイムフライヤー、14番デルマルーヴル。さらに離れた最後方に6番ウェスタールンドという隊形。やや縦長な馬群で向正面を走っていく。

　トップウイナーの逃げに対して、好位勢の手は早めに動き始める。人気のアメリカンシードは3-4コーナーで後退。後続が徐々に差を詰めて直線に入った。

　外からオメガレインボーが一気に差し脚を伸ばして先頭に立とうとするが、内からスワーヴアラミスがしぶとく脚を伸ばして応戦。ゴール前ではこの2頭が抜け出し、競り合いの様相に。結局、スワーヴアラミスが競り合いを制し、オメガレインボーに1/2馬身差を付けて勝利を飾った。勝ちタイムは1分44秒5(良)。追い込んだロードブレスが1.1/4馬身差の3着。アメリカンシードは最下位の14着に終わった。