■サンレイポケットが接戦を制し重賞初制覇

　13番マイスタイルがハナを切り、1馬身差で3番バスカヴィル、3馬身開いて4番トーセンスーリヤ、2馬身差で1番ボッケリーニ、さらに1馬身差で10番ポタジェが続く。1馬身差で8番バイオスパーク、その外を14番サトノソルタスが上がっていく。

　バイオスパークの後ろに12番ニシノデイジー、直後に6番ヒュミドールと9番サトノエルドール、この2頭の内に2番サンレイポケットがいる。1馬身半差で11番ダノンマジェスティ、直後に7番ハッピーアワーと5番ムイトオブリガードが並ぶ形となった。

　マイスタイルがリードを6馬身ほどに広げて3コーナーへ。1000mの通過タイムは57.1秒。単独2番手にバスカヴィル、3番手以下は一団となって最後の長い直線を迎える。

　直線に入ってマイスタイルは一杯となり、残り400m地点でバスカヴィルが先頭に立った。その後ろはサンレイポケット、ポタジェ、ボッケリーニ、トーセンスーリヤ、サトノソルタスらが横一線となっている。この5頭がバスカヴィルを交わして競り合うが、残り200mを切ってボッケリーニ、100mを切ってトーセンスーリヤが遅れる。

　最後はサンレイポケットがこの激戦を制して優勝。待望の重賞初制覇を果たした。2着はクビ差でポタジェ、3着はさらにクビ差でサトノソルタスとなった。4着はトーセンスーリヤ、5着はボッケリーニ。勝ちタイムは1分59秒3(良)。