【シンザン記念】ピクシーナイトが逃げ切り、モーリス産駒重賞初V

　12番ピクシーナイトが好スタートを切ってハナに立つ。1馬身差で8番トーカイキング、その外に10番バスラットレオンと13番ロードマックスが上がってきた。2馬身開いて4番カスティーリャ、その内に2番ブルーシンフォニー、外に5番ダディーズビビッドがいる。

　1馬身差で7番ファルヴォーレ、その内に3番ルークズネスト。1馬身差で14番ワザモノ、その内に9番ルース、直後に15番ククナが続く。1馬身差で1番マリアエレーナ、1馬身差で6番セラフィナイト、さらに1馬身後ろの最後方が11番レゾンドゥスリールとなった。600mの通過タイムは34.7秒。快調に逃げるピクシーナイトを先頭に、各馬3-4コーナーを回って最後の直線へ。

　直線に入って、ピクシーナイトが後続を引き離しにかかる。2番手でバスラットレオンが食い下がるも差は詰まらず、替わって外からルークズネストが脚を伸ばしてきた。ククナも脚は伸ばしているものの苦しい。ロードマックスはズルズルと後退。

　結局、ピクシーナイトは最後まで後続を寄せ付けずに逃げ切り、2着ルークズネストに1.1/4馬身差をつけ優勝。モーリス産駒初のJRA重賞制覇を果たした。3着はさらに3/4馬身差でバスラットレオン。ククナは4着、ロードマックスは15着だった。