【時計信頼】ホームの関東なら、イストワールファムの走りがよみがえる。忘れな草賞の体重減は2キロ。道中もそれなりに手応えがあったように映り、あとは直線伸びきるだけだ--しかし、その1F標識からガス欠。関西への輸送や、ぬかるんだ芝の影響もあったか。しかし東京の1800mなら話は別。二走前の上がり34秒4・1分47秒2は、優に古馬1000万級だった。中間の馬体造りが悩ましいが、まずはコース適性と資質を重視。

　ムーンザムーンの決め手が第一本線。長めの距離を試してみたが、スイートピーSの上がり33秒3という鋭さを見ると、9Fの差し馬でいい。

　シンボリバーグは、速い脚と持ち時計がないからだろうか。何かしら勝ち運に恵まれない馬ではあるが、反面どのコースでも堅実。

　このメンバーならヒストリア、アドマイヤローザも上位争い。