ここは人気を分ける2頭の比較から入ってみたいが、近年のこのレースにおいてはワグネリアンのような早期デビューのディープインパクト産駒は意外と勝ち切れていない。ならば、勢いが止まる可能性も考えなければならないが、少頭数で紛れのない競馬となりそうな今回は、その可能性も低く、順当に◎でいいだろう。

　一方、ルーカスは晩成型の母系で本当に良くなるのはまだまだ先のはずだ。素質だけで勝った前走のようには行かない可能性も高く、4番手まで評価を下げ、相手の本線にはアイビーS組の2頭を。頭数が頭数だけに、馬券も◎の1着固定で馬単流しとする。