過去4戦とも上がりは最速で、特に、ここ2走は2000mで33秒台半ばという数字を叩き出している
カデナの瞬発力が頭一つ抜けていることは明白な事実だ。しかし、急坂のある中山はトルク重視。短い時間でトップスピードに達する資質が要求されるが、
カデナに不安があるとすればそこだろう。成績欄にある上がり3ハロンの数字には表れない部分であり、数字を鵜呑みにはできない。
◎は
コマノインパルスとした。その数字では
カデナに見劣るとはいえ、中山コースに必要な資質があることは、これまでの走りで十分に見せている。順調度の点でも大きなアドバンテージがあるはずだ。
相手本線はもちろん
カデナだが、穴として面白いのは
ベストアプローチだ。こちらは前走の上がり33秒2の数字を素直に信じたい。以下は、コース経験の強味を買って
グローブシアターが4番手。2戦2勝の
ダイワキャグニーは、少し人気になり過ぎの感も受け、押さえまでの評価とする。