【強くなって東へ凱旋】マイネルボルソーが凱旋だ。中山は久々、そしてこのコースに勝ち星はないけれど、関東地区より明らかにレベルの高い関西圏で、前走が1分51秒7、二走前の京都1800ダートは、乾燥馬場で1分53秒2。西下している間に、記録ぶんだけ力をつけた可能性がかなり高い。

　相手本線はエネスク。操縦の難しさは相変わらずだが、もうひとつ前にポジションをとれば、頭の高いあの走法でも差し届く。同レース4着のリアリストは、ブリンカー効果てきめん。ブレスアロットも、キャリアを思えば、巻き返しの余地を残す4歳馬。パイロキネシスト、デジタルフラッシュ以下、連下は拮抗。