【だから武豊】エイシンティンクルが、これぞ武豊という逃げを打つ? 全兄は仏GIを楽勝した、あのエイシンヒカリ。兄ほどのスケールは望めないにしても、京都2000mを1分57秒9(2着)で走破。前走の粟島特別は1分45秒7、ポイントゝで血統の在りかは示している。

　次位はフロムマイハート、ムーアでもうひと粘り。阪神1800mに1分45秒6など、現級で好成績をおさめている実力馬。誰が乗っても、じれったい馬だが、ムーアはやはり少し特別。気持ち前めのポジションを奪い、良馬場にかわればレース精度も上がるとみた。

　まだ腰に良化の余地を残しているが、フローレスマジックは完成途上でもアルテミスS2着、クイーンC3着。直前の体重、テンションの高さを確認する必要はあるが、タンタグローリアのポテンシャル。エマノン、アンドリエッテも差はわずか。