函館記念は「前走G2・G3組」と「
巴賞組」の2グループで出走馬のうちかなりの割合を占めるが。前者は前走好走馬が素直に走るのに対し、後者は前走と序列が入れ替わりやすいという傾向にある。
軸馬として選びやすいのは前走G2・G3組だ。前走好走馬が比較的よく走っているにもかかわらず、回収率も伸びている。前走G2・G3の1着から5着馬(過去10年)をまとめると(6.1.1.8)で複勝率50%と半分が馬券に絡んできた。それでいてなぜか人気にはなりづらく、この16頭のうち1番人気だった馬は1頭しかいない。勝った6頭はそれぞれ2,2,3,3,4,5番人気だった。
今年の該当馬は5頭。買い目では、◎
スズカデヴィアス、○
トリコロールブルーのいずれかが勝つ前提の馬単を推奨したい。
◎
スズカデヴィアスは前走で
新潟大賞典を勝っての参戦。ハンデが500グラムしか増えないなら引き続き狙うのは当然だ。位置が後ろになりすぎなければ、決め手を生かして1着も望める。
○
トリコロールブルーは前売り1番人気で配当妙味は薄いが、人気割れしたうえでの1番人気。4歳馬の強いレースだけに、やはり外せない。
位置取りを生かせば▲
エアアンセムも面白い。
巴賞組は負けてきた馬を買ってこそなので、これも位置取りが武器になりうる☆
マイネルハニーの残り目に期待したい。