過去10年の
福島牝馬S(新潟で施行された2011年含む)では、前走GI・GIIに出走していた馬が[0-0-0-14]と1頭も馬券に絡んでいない。その一方で条件戦やオープン特別から来た馬は2着止まりで、勝ってはいない。
ハンデ戦ではないぶん前走下級条件組などの激走は望みづらいが、本来格上であるはずなのにここへ回ってきた馬も奮わないという状況。GIII常連の中でコース適性などプラス要素のある馬を狙いたいところだ。
もうひとつ、4歳馬の回収率が単32%・複38%と明らかに低く、5歳以上馬の回収率が高いのもこのレースの特徴。4歳馬も過去10年で11頭が馬券に絡んでいるので無視はできないが、軸に据えるというよりは的中頻度のためにヒモに加えるというイメージだ。
◎は
トーセンビクトリー。
中山牝馬Sでは自分より2キロ以上斤量の軽い馬にしか先着を許していない。本来は格上の馬で、今回は横並びの54キロ。ここは強気に、勝ち切る前提の3連単でいきたい。