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函館記念を想像しながら】フラットコースの2000mなら、中心は
エアアンセム。新馬・
ホープフルSを連勝し、クラシックの王道に乗りかけたこともあったものの、オープン再昇級の道は茨の道。2年近く勝ち星から遠ざかっていたが、本年4月の
スピカSで準オープンを脱出し、
都大路Sが2着。
函館記念は中団で上手に脚をため、しっかりと馬群を割り待望の重賞奪取。
オールカマーは坂下近辺で一瞬見せ場を作っての0秒4差、2分11秒8という走破タイムも、このメンバーに入ればストロングポイントになる。57キロのハンデを課されたが、平坦の福島なら
函館記念をイメージしながら、1分58秒台の時計で勝ち負けが可能とみた。次位は
スティッフェリオ。GI馬多数揃った、
札幌記念・0秒4差は立派。
オクトーバーSは
ステイゴールドの弱点である11秒を切る高速ラップに対応しきれなかったが、フラットコースならロングスパートがとれる。
レトロロックは、コース形態の似た小倉1800mに1分45秒から46秒1という決着タイムがある平坦の切れ者。ハナを主張すれば
マイスタイルも勝ち負けが貫けるか。
マイネルプロストは、
オクトーバーSを叩いて予定通りここへ。
マイネルハニーも、スンナリ先手ならうるさい。