【意思をもって逃げる】
ロードヴァンドールの逃げ切りを見守る。オープン到達までの
ステップは緩やか。しかし昨年は2月の
小倉大賞典4着に入線、GIIの
金鯱賞を2着に踏ん張り、暮れの
中日新聞杯も0秒3差の3着に粘り込んでいる。
強烈な印象を与える逃げ馬ではないが、
日経新春杯はハンデ戦。過去10年で二度伏兵馬が勝っているように、人気薄を逆手にとっての展開予想が組める。横山典ならではの熟練の技も期待したい。
ミッキーロケットの地力が厚め。前年から2・5キロ増になるが、2000mの
中日新聞杯も57・5キロの重量で最後グイと2着に頭角を現してきた。京都の2400mにかわればもっときわどい勝負に持ち込める。
まだ完成に一歩手前ながら、
パフォーマプロミスは11戦のキャリアで5勝をマーク。中山の2500mの時計は優劣を述べるのが難しいコースではあるが、2分34秒1という時計は
有馬記念と0秒5差だった。
ソールインパクトは、京都コースは[0201]。
アルゼンチン共和国杯53キロにも恵まれたが、後半1000mのラップは厳しい11秒台の連続ラップを踏み2着に奮闘した。
57キロの重量は恵まれたとはいえないものの、昨年の3着馬
モンドインテロは、
チャレンジCはあわやという見せ場を作り4着と好走。格上挑戦になるが、
サンタフェチーフの上りラップはオープン級。