【息遣いよし】トーセンブレスが自己条件から再出発。クラッシックを前に、何度か馬体も細くなり、くじけそうにもなった。腰に力が付き切っていない状態でも、できることはやったが、春は桜花賞4着。秋華賞の2000mは、やっぱり長い。しかし、自己条件、瞬発力勝負の東京1400mに舞台が変われば、立ち木をなぎ倒すような、颯爽とした光景がみえる。54キロも恵まれた。

　次位はタイキサターンの変わり身。二走前の知多特別・1分19秒9は、そのまま東京7Fに符合する。

　能力の高さで中山マイルも勝利したが、フレッチアは、東京7Fは折り合いに気を遣うことなく際どい勝ち負け。57キロだが、アンブロジオも、ほぼ同列。キャナルストリート、エスターテ、ショウナンライズなど、ハンデ戦だけに連下は手広く。