有馬記念でいちばん頼りやすいのは3歳馬。単純に近年の年齢別成績を見ても3歳馬が優位だし、上位人気になる3歳馬はかなり信頼性が高い。
今回3歳馬は3頭いるが、牝馬の
ハーパーは初めての対古牡馬重賞がここはさすがにしんどい。牡馬2頭は
ソールオリエンスが内枠を引きすぎ、
タスティエーラが外を引いたが、リスクがあるのは△
ソールオリエンスの1番枠だろう。近年1、2番枠から好走した馬は逃げ先行馬ばかり、内枠からある程度うしろに構えて好走した馬となると、
グラスワンダーとかそういうレベルの昔になる。
◎
タスティエーラの13番枠は正直なところ理想より外だが、致命傷というほどではないだろう。ムーア騎手だとこの枠からでも中団やや前くらいを取るのではないだろうか。ダービー馬だが、極端に速い上がりを好むわけではない同馬の
スタイルはむしろ中山に向く可能性もある。今回は差し追い込みの有力馬が多く、それらよりやや前の位置から先手先手の競馬ができる◎を頼りたい。