◎はディープ産駒としてもかなり優れた配合で、まあ「外回り専用のズブい追い込み馬」というのが現状の冷静な評価かもしれないが、いやいやまだまだ奥があるだろうし強くなるだろう。

　ここで○▲を差しきれば菊の最大の惑星だろう…と先々に夢が広がる器であることはたしかだ。そういうファンタジーを抱ける血統が底を見せていないのだから、ここはファンタジーな予想でいってみたい。

【上位拮抗】重賞戦線で上位争いのギュスターヴクライは久々も力の出せる態勢。秋に向け1勝を積み上げたい。マナクーラはこのクラスの上位の常連。ひと叩きで良化しており、逆転候補。潜在能力の高さならストーンヘンジも負けてない。末脚が生きる展開なら逆転も十分。シンボリアニマートは気配良好。8歳馬ながら元気一杯のアドマイヤセナも要警戒。プラージュとゴールドスパークルにも一考の余地有り。

【上位拮抗】ストーンヘンジは、新潟コースで二戦2勝。レースの上がりを1秒1も上回る前回の数字にも、それなりの根拠はあるが、ゴール前1Fの伸び脚は、記録を超えて破壊力満点。54キロなら、昇級でも好勝負。ギュスターヴクライも、重賞で勝ち負けの器。ただ、ストーンは道中の捌きにギクシャク感あり。ギュスターヴは、2000mは気持ち短い。勝負どころでモタつくようなら、マナクーラが逆転。アドマイヤセナも、休養前は現級で勝ち負け。中間追い切り2本、前走好走の反動はない。

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