サトノシュレンを本命に推す。先週の京都新聞杯に出走して8着ながら、上がり3ハロンのタイムはナンバーワンで、着差もコンマ3秒と着順以上の評価が必要。連闘ながら中間は元気一杯で、体調に不安はない。直線の長い東京コースと少頭数なら台頭できる。
　
　対抗にはインプレザリオ。相変わらず若さを覗かせてしまう面が残るが、能力はこのクラスでも上位。鞍上に武豊騎手を迎え、集中して走ることができれば、好勝負が見込める。
　
　近走はもうひとつの競馬も、タメを利かせる競馬ができれば、末脚は堅実なヴィジャイを3番手に。
　
　以下、ゴールドブライアン、オマワリサン、シャイニンロミオに注意したい。

　2200mベースを主力に置いているインプレザリオだが、常に掛かり気味。本来は東京の2000mで、上がり33秒6をマークしたこともある瞬発力型。2000m戦で、新味を期待。
　
　ゴールドブライアンは、小倉のあすなろ賞を2分0秒9で2着。善戦マンの域を得ないものの、東京の直線向きであるのは確か。
　
　サトノシュレンは、同あすなろ賞3着馬。京都新聞杯はメンバー中最速の上がりで0秒3差。意欲の連闘で一角崩し。
　
　シャイニンロミオは、短いスパンで二度の小倉遠征。カッカするタイプだけに、自家中毒を起こして11着と大敗したが、関東圏の競馬で、先行力と一瞬の切れを見直し。

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