【意欲やよし】エーシンフルマークが、勝負の連闘策。新馬戦は、あいにくの不良馬場。勝つには勝ったが、1分40秒6という時計を、どう判断すればいいのか。陣営も、将来像を描ききれないでいたが、様子見の終い勝負とはいえ、前走の上がりは33秒8。1200mなら、差しに回っても競馬ができるし、ここは連闘勝負と、腹をくくったのではないか。もちろん、降級ならミヤジエムジェイの地力も侮れないが、時計勝負・瞬発力勝負なら、3歳馬のほうに新味あり。シャドウエミネンスは、1月の大牟田特別の再現狙い。連れてアースツリー、リッカスウィープ以下、ジリ脚気味の差し馬がそろい、連下は混とん。

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【波乱含み】ミヤジエムジェイは小倉で全2勝を挙げている。実績ある舞台で詰めの甘さをカバーする。エーシンフルマークの前走は大きく出遅れながらも、直線だけで6着まで追い上げた。叩き2走目でゲート五分なら上位争いだ。バコパの前走はマイペースで逃げ切り勝ち。先行有利の今の馬場なら、昇級でも侮れない。末脚鋭いアースツリーは流れひとつ。ケンブリッジヒーロ、シャドウエミネンス、ディザイラブルを押さえる。