11R
アルゼンチン共和国杯
15:35発走 / 芝2500m (左 B) / 天候:晴 / 馬場:良
5回 東京 2日目 サラ系3歳以上 オープン       (国際)(特指) ハンデ 18頭
本賞金:5500,2200,1400,830,550万円
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 井崎脩五郎の予想

井崎脩五郎の見解

・前走中央G1出走馬をのぞく、前走6番人気以下かつ5着以下馬
※東京過去10年[0-0-0-59]
●2012年該当馬→アースシンボル(8着)、メーヴェ(9着)、トウカイパラダイス(11着)、フォゲッタブル(12着)、イケドラゴン(13着)、マイネルキッツ(14着)、ミッキーペトラ(15着)
○2013年該当馬→コスモラピュタイケドラゴンセイカプレスト、モズ、デスペラード

・前走4番人気以内馬をのぞく、馬番10番-18番の馬
※東京過去10年[0-0-1-45]
●2012年該当馬→メーヴェ(9着)、トウカイトリック(10着)、フォゲッタブル(12着)、マイネルキッツ(14着)、ミッキーペトラ(15着)
○2013年該当馬→モズ、デスペラードアドマイヤラクティ

・馬番15番-18番に入った馬
※東京過去10年[0-0-0-23]
●2012年該当馬→ミッキーペトラ(15着)
○2013年該当馬→エックスマークアドマイヤラクティマイネルマークホッコーブレーヴ

・7歳以上馬
※東京過去10年[0-0-1-33]
●2012年該当馬→オウケンブルースリ(7着)、アースシンボル(8着)、トウカイトリック(10着)、イケドラゴン(13着)、マイネルキッツ(14着)
○2013年該当馬→トウカイトリックサイモントルナーレイケドラゴンセイカプレスト

・前走5着以下の関東馬
※東京過去10年[0-0-0-46]
●2012年該当馬→アースシンボル(8着)、メーヴェ(9着)、イケドラゴン(13着)、マイネルキッツ(14着)
○2013年該当馬→コスモラピュタルルーシュイケドラゴンセイカプレストコスモロビン

2012年残った馬→ルルーシュムスカテールマイネルマークビートブラックオーシャンブルーギュスターヴクライ

【2012年結果】
1着:ルルーシュ(○)
2着:ムスカテール(○)
3着:マイネルマーク(○)

2013年残った馬→ニューダイナスティメイショウナルトムスカテールアスカクリチャンシゲルササグリ

2013年下半期[星取り表]:◎○○●●●●●◎●△●●△○●△○

須田:最終的に6残しとなった先週の天皇賞(秋)ですが、そのうち5頭が掲示板を独占。ジェンティルドンナエイシンフラッシュ軸なら、◎でも良かったんですけどねえ。

井崎:アンコイルドが3着がベストだったんだけど、最後エイシンフラッシュに差されちゃったもんなあ(笑)。でも、ピントが合ってきていることは実感したぞ!

須田:いやいや、ピンボケ連発でお馴染み井崎カメラですから、多少ピントが合ったくらいで安心はできません(笑)。ま、今週の結果次第じゃないですかねえ。

井崎:これがだな……けっこう自信アリなんだよ。今週の消去ネタを昨年の結果に照らし合わせてみると、残った6頭が1着から6着までを独占! 精度、かなり高そうだろ?

須田:では消去ネタの内容をチェックさせていただきますが……おお、確かにどのネタも精度はかなり高いかと。ただ、馬番ネタがちょっと気がかりなんですよねえ。

井崎:ああ、ふたケタ馬番を絞り込んでいる二番目のヤツだね。それはアレか、フルゲートじゃない年も多いのに同列で扱って大丈夫なのかとか、そういう方向性の懸念?

須田:それもありますし、そもそも東京芝2500mのコース形態を考えると、そこまで外枠が不利になるか?って思うワケですよ。距離もかなり長めですから、余計にですな。

井崎:でも結果だけ見ると、ちょっと不思議なくらい外が弱いんだよなあ。馬番ではなく枠番で比較しても、7枠と8枠の成績が突出して悪いだろ?

須田:それはそうなんですけど、単なる成績の偏りって可能性も十分ありますからねえ。あとは、関東馬ネタで消されているルルーシュも、心配のタネといいますか。

井崎:確かに、前走の大敗は函館の極悪馬場が合わなかったのが理由だろうしなあ……。でも、ここを残すとコレ、それこそトリガミ必至ってラインナップにならないか?

須田:シゲルササグリの人気と着順次第では、浮く可能性もなくはないですよ(笑)。こういう馬が以外と人気を集めちゃうのが、アルゼンチン共和国杯だったりしますが。

井崎:だったらなおさら、ルルーシュは「消し」で勝負! そろそろ○や△ではなく◎が欲しいところだし、来ないパターンであるのも事実なんだからさ。

須田:では最後に「3番人気以内のハンデ57.5キロ以上馬」は、過去10年で連対率が44.4%、複勝率が55.6%もあることをお伝えしておきましょう。

井崎:そういう大事なことを最後にしれっと言うのが、須田クンらしいよね……。
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予想印
8ムスカテール(1人気)
12アスカクリチャン(7人気)
7メイショウナルト(3人気)
3ルルーシュ(2人気)
11デスペラード(9人気)
14シゲルササグリ(11人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し

8

相手

3

7

11

12

14

5通り 各2000円

東大ホースメンクラブの見解

 日曜日のメインは、G2アルゼンチン共和国杯です。近年のこのレースの勝ち馬は、後にG1勝ち馬になっているケースが多く注目の一戦といえます。

 本命は8番のムスカテールです。前走を使ってのたたき2戦目ですが、東京2500mの舞台は今年の目黒記念1着、昨年のアルゼンチン共和国杯2着と好相性です。適性とひとたたきしての上積みを期待して本命とします。

 対抗は12番のアスカクリチャンです。前走は59キロを背負いながらも最後はいい脚を見せてくれました。また、札幌記念で2着に入るなど力もつけてきています。斤量が3キロ減った今回は前走以上の末脚が期待できると思います。

 三番手は7番のメイショウナルトです。近走の安定したレースぶりを素直に評価したいです。

 押さえには、3番ルルーシュ、11番デスペラード、14番シゲルササグリをあげます。

東大HC コイキング

 望田潤の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

8

-

16

1点 4000円

馬連流し

8

相手

3

15

2通り 各2000円

馬連流し

8

相手

7

17

2通り 各1000円

望田潤の見解

 ムスカテールには目黒記念日経賞日経新春杯も、昨年のAR共和国杯も◎を打ってきたし、母母のところにトップヴィルレリアンスといったアウトサイダー血脈が入って、トップガン産駒としては最高の配合だと書いてきた。

 ルルーシュとは1勝1敗だが、トップガン産駒でこの配合ならば成長力ではこちらが上回るはずだから、東京2500mならばもう負けることはないと思っている。

 メイショウナルトは母父の母父リヴァーマンの影響が強く2000mベストに思えるので、ハーツクライ産駒ならばアドマイヤラクティのほうを上位視したい。

 井内利彰の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

8

1点 5100円

3連単フォーメーション
1着

8

2着

7

11

15

16

18

相手

6

7

11

12

14

15

16

18

35通り 各100円
3連単フォーメーション
1着

11

15

2着

8

相手

6

7

11

12

14

15

16

18

14通り 各100円

井内利彰の見解

 過去9年と長いスパンで、アルゼンチン共和国杯を分析した時に見えてくる調教傾向は「追い切り本数」。競馬予想TV!で使用している調教チャートの「本数」の区分別に調べてみると、

【2】[0-2-2-20]  0%
【3】[2-1-2-43]  4%
【4】[3-4-3-29]  8%
【5】[4-2-2-30] 11%

 【3】が標準的な追い切り本数ですが、それ以上になると、勝率が上がっていきます。2500mという距離に対して、追い切り本数によるスタミナが必要なレース、そんな調教傾向が出ています。

 追い切り本数が多いというだけでは、本命の決め手とはならないので、最も勝率の高い【5】を最終追い切り場所別に分析。そうすると「栗東坂路」が[3-0-1-5]と該当数が多い中では、最も勝率の高い追い切り場所でした。

 ◎ムスカテールは【5】で最終追い切りが栗東坂路。昨年の同レース2着馬ですが、昨年の追い切り場所はCW。追い切り場所が変化したことはプラス材料ですし、今年は左回りになる「日曜DPコース」で追い切りを実行。もともと左回りの得意な馬ですが、それに磨きをかけるような追い切りを、10月20日、27日に行っています。

 そんな◎が負ける可能性は厩舎の勝負調教に該当した2頭。○デスペラード安達昭夫厩舎の勝負調教に該当し、最終追い切りも加減なしの速い追い切り時計。前走からの上積みは大きいでしょう。▲エックスマークは角居勝彦厩舎の勝負調教に該当。持ったまま先着する前向きさはスタミナが必要なこのレースではマイナスになる可能性もありますが、動きが抜群なのは確か。

 2着ありは、近走好走時と追い切り内容が変わらない、△ホッコーブレーヴ、△メイショウナルト、☆アドマイヤラクティ。△アスカクリチャン、△シゲルササグリ、△イケドラゴンは3着候補として面白い存在でしょう。

1.コスモラピュタ
今回:一杯平均坂路
前回:標準多め併用

2.トウカイトリック
今回:標準坂路
前回:標準多め坂路

3.ルルーシュ
今回:標準坂路
前回:馬ナリ平均トラック

4.ニューダイナスティ
今回:急仕上げ坂路
前回:標準坂路

5.サイモントルナーレ
今回:標準併用
前回:標準多めトラック

6.イケドラゴン
今回:標準多めトラック
前回:標準少め坂路

7.メイショウナルト
今回:馬ナリ平均併用
前回:標準併用

8.ムスカテール
今回:標準多め坂路主体
前回:標準併用

9.セイカプレスト
今回:標準トラック
前回:標準トラック

10.モズ
今回:標準坂路
前回:軽目トラック

11.デスペラード
今回:標準併用
前回:馬ナリ平均併用

12.アスカクリチャン
今回:標準多め坂路主体
前回:乗込坂路主体

13.コスモロビン
今回:標準少め坂路
前回:軽目トラック

14.シゲルササグリ
今回:標準坂路
前回:標準多め坂路

15.エックスマーク
今回:標準多め併用
前回:標準多め併用

16.アドマイヤラクティ
今回:標準多め併用
前回:標準多め併用

17.マイネルマーク
今回:標準トラック
前回:標準少めトラック

18.ホッコーブレーヴ
今回:馬ナリ平均トラック
前回:標準トラック

 高橋学の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連BOX

7

8

14

15

18

10通り 各1000円

高橋学の見解

 H9年、実施時期が2週繰り上がり、前走GI天皇賞秋出走馬の参戦が事実上不可能(連闘のため)となった。ここでは、H9年以降の16年間から、■消える(連対圏外)馬の項目をいくつか挙げてみよう。なお、H14年は代替中山開催。

■前走&ハンデ…前走芝良・稍重のレース、斤量56キロ以下で着外(4着以下)だった馬でハンデ53キロ以上は[0-0-0-32]。
H24年、前走GII京都大賞典、斤量56キロで0秒2差5着フォゲッタブルがハンデ57キロを背負い12着敗退。前走同レース0秒3差4着アドマイヤラクティには嫌なデータ。

■高齢馬…前走OP以下戦敗退、GII・GIII戦着外、GI戦掲示板外(6着以下)だった7歳以上馬は[0-0-0-36]。

■順調度…前2走ともGII以下戦を使用し、ともに斤量57キロ以下で掲示板外だった馬は[0-0-0-44]。
H11年、春の2500mGII日経賞2着馬セイウンエリアが、前2走オールカマー7着→京都大賞典8着と順調さを欠き、5人気17着。春の3000mGII戦2着あるデスペラードだが、前走の大幅な馬体減りは尋常じゃない。回復までにはまだ手間取りそうだ。

■勝ち星…芝2勝以下のハンデ52キロ以上馬は、芝重賞戦で3着内の好走歴がある馬を除き[0-0-0-7]。

■下級戦…前3走内に2200m以上の非重賞戦で着外が2回以上ある馬[0-0-0-11]。

■惨敗…前走GII以下の芝のレース、斤量57キロ以下、体重増減10キロ未満の範囲内で1秒以上も大負けしていた馬は[0-0-1-44]。
H10年、GI馬グラスワンダーが前走GII毎日王冠、斤量55キロ、体重増減±0で、逃げるサイレンススズカの1秒5差5着からハンデ57キロ、完全復調できず1人気6着。
前走6秒差大惨敗のルルーシュ、前年の勝ち馬だが、どこまで回復してくるか、ハンデ増も厳しそうだ。
ちなみに、アルゼンチン連対馬の翌年の参戦成績は[0-0-0-8]、H18年1着馬トウショウナイトが翌年ハンデ58キロ3人気14着、H20年2着馬ジャガーメイルが翌年ハンデ57キロ1人気5着とハンデ泣きしている。

■コース実績…東京芝(H14年中山芝を除く)を5回以上走って連対が1回以下は、東京の2300m以上芝で1着好走歴がある馬を除き[0-0-2-24]。

□左芝
アルゼンチンで注目したいのは、左回り巧者と大穴候補の前走1000万戦使用馬の2点だが、残念ながら今回は注目の穴馬1000万馬スーサングレートが出走ではじかれたため、左回り巧者に焦点を当ててみよう。
過去30年、左回りの芝(H14年右芝の中山除く)で4勝以上馬は[2-3-1-21]。
このうち、

(1)順調度…前走9月以降の非重賞戦で着外、重賞戦で掲示板外の馬は×
(2)距離…2000m以上の中長距離戦で1勝以下の馬は×
(3)連対率…左回り芝の連対率が4割未満または着外8回以上の馬は×
(4)大敗…前3走内にGII以下戦で10着以下大敗がある馬は×

以上の4項目をクリアしていた左巧者は[2-3-1-0]。

 H10年、左回り芝[4-0-2-2]のユーセイトップランが12人気1着、またH11年、左回り芝[4-2-1-6]のマリアジュダムールが10人気2着と大穴を演出している。

 今回のアルゼンチン共和国杯で、左回り芝4勝以上馬は3頭いるが、上記をクリアしているのはホッコーブレーヴだけ。

 H9年以降の16年間で10人気以下の伏兵馬が6頭も連対をはたしているように、やはり「荒れる長距離ハンデ戦」が基本。馬もそうだが、一方で騎手にも注目したい。

 照準は後藤騎手。
 先月、盛岡のGIマイルチャンピオン(ダ1600m)でエスポワールシチーに乗り替わり騎乗し、見事逃げ切り勝ちをおさめているが、先週日曜、東京9Rのハンデ戦でも8人気馬を先行策で1着に導き穴を演出。6人気以下の逃げ馬騎乗時勝率2位のデータも後押しする後藤騎手=人気薄シゲルササグリの手綱さばき、一か八かの逃げに要警戒。(蛇足ながら、イチカバチカが先日31日の名古屋競馬、5人気で逃げて1着と穴で勝っている。)

 ここは、残った5頭のボックスで。

好配当連発 netkeiba関東本紙の予想

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netkeiba関東本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

16

相手

3

7

8

11

12

15

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

16

2着

7

相手

3

8

11

12

15

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

16

2着

3

相手

7

8

11

12

15

30通り 各100円

netkeiba関東本紙の見解

【上位拮抗】アドマイヤラクティは休み明けを使われ状態上向き。本来の反応が戻って好勝負必至。メイショウナルトは地力強化明らかで初の東京コースも血統背景からむしろプラス。ルルーシュは100%連対の東京巧者で連覇も可能。ムスカテール目黒記念で▲に勝利しておりこちらも東京実績は十分。エックスマークは連勝の勢いが怖い。デスペラードアスカクリチャンなども差はなく要警戒。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

丹下日出夫の見解

【あうんの呼吸】メイショウナルト武豊の呼吸はピタリ。中距離重賞の主役へと、育ちつつある。二走前の小倉記念は、やや重という条件下で、前半1000mが58秒0-1600m通過・1分33秒9というハイペースを、4コーナー先頭の果敢な積極策から1分57秒1のレコードで走破。続くオールカマーも、1000m通過が59秒6-2000m通過・1分59秒6という澱みのない流れを、ひと呼吸追い出しを待ち、絶妙のタイミングで馬群を割り一旦先頭。2着に敗れはしたが、人馬の意思疎通はほぼ完ぺき。よりタフな東京2500mに舞台は替わるが、このコンビなら仕掛けどころに間違いはないか。5月以降休みなく使われ、正直オールカマーの造りがピークにも感じていたが、レコ勝ち明けのオールカマーを乗り切り、この中間の調教過程もきわめて順調。56キロ、関東圏への輸送も前回でクリアできた。連対経験のない57・5キロのぶん、次位に置いたが、ムスカテールルルーシュは、前年のアルゼンチン共和国杯と本年春の目黒記念で、1-2着を分け合ったコース巧者。決着タイムはいずれも、アルゼンチンが2分29秒9、目黒記念は2分29秒6のレコードというHレベル決着だった。アドマイヤラクティも僅差。京都大賞典をひと叩き、ダイヤモンドS完勝、天皇賞4着のタフネスさをもってすれば、惑星の資格は十分。条件戦ながら58キロにも勝ち鞍がある。オールカマー・0秒1差のアスカクリチャンの流れ込み。オクトーバーS・上がり33秒9の勢いをもって、ホッコーブレーヴの強襲劇。エックスマークも前二走に本格化がうかがえる。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

4

8

11

16

12通り 各400円

3連単BOX

4

8

11

16

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

7

相手

3

8

15

16

18

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

7

相手

3

8

15

16

18

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎メイショウナルトは「ハーツクライ×カーネギー」という組み合わせ。母スターペスミツコサドラーズウェルズマルゼンスキーダイアトムチャイナロックとスタミナ豊かな血で構成されている。にもかかわらず現役時代にスプリント戦ばかり使われたのは、おそらく気性的に難しいところがあったからだろう。本馬にもそうした特徴は伝わっている。2歳時にデイリー杯2歳S(G2)3着という成績があるものの、その後は気性難による不調で鳴かず飛ばず。逃げては大バテするという淡泊なレースを繰り返していた。しかし、去勢手術をしてから常識に掛かるようになり、休養明け2戦目の500万下から1、1、2、1着で小倉記念制覇。前走のオールカマーは斤量が3kg増えたにもかかわらずクビ差2着と健闘した。ハーツクライ産駒は完成が遅く、古馬になって軌道に乗るケースが目に付く。また、長距離の強さに定評があり、07年以降、芝2500m以上で50走以上した種牡馬のなかではディープインパクトに次いで2番目の連対率を誇る。本馬は前述のとおり母方の血がスタミナに恵まれている。距離延長は苦にしないどころかむしろ歓迎だ。56kgの斤量は重賞ウィナーにしては恵まれた感がある。

 奥田隆一郎の予想

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予想印
8ムスカテール(1人気)
3ルルーシュ(2人気)
13コスモロビン(10人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

3

-

8

1点 5000円

馬連流し

13

相手

3

8

2通り 各2500円

奥田隆一郎の見解

本命馬の見解:◎ムスカテールは、昨年のアルゼンチン共和国杯の2着馬。さらに春は同コースの目黒記念(G2)を制し、東京芝2500mを得意にしている。その他、直結コースの京都芝2400mで日経新春杯(G2)を連対、直結+同コースの重賞激走馬でコース適性は非常に高い。前走は中山で凡走したが、得意コースに替わって巻き返しを期待できる。

穴馬の見解:▲コスモロビンを、穴馬として注目する。昨年に同コースの目黒記念(G2)を6人気3着に激走。その後、直結コース東京芝2400mの緑風S(1600万下)をトップハンデながら14人気1着となり、東京芝の長距離戦を得意にしている。前走は重馬場で力を出せなかったが、得意な東京で変わり身を警戒する。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

 G1シリーズの合間に行われる伝統のG2戦。ハンデ戦ということもあり、出走馬のレベルはあまり高くなりません。オープン特別や準オープンをステップにしてきた馬が毎年のように連対しています。くたびれた実績馬より、フレッシュな上昇馬を狙うべきレースと言えるでしょう。

 古馬の長距離路線はメンバーが固定して高齢馬が多くなるのが常ですが、このレースにかぎっては過去5年で4歳馬が4勝しているように、若い馬の活躍が目立ちます。上昇気流に乗ったステイヤーを狙い打ちたいところです。

 シゲルササグリは詰めの甘さが出世を妨げていましたが、4歳の夏を迎えて体質が強化され、ゴール前であと一押しが利くようになりました。終いの甘い馬だけに、ハンデ戦で斤量が軽くなるのは好材料ですし、予定される後藤騎手も先行脚質のこの馬にはいかにもぴったり。相手は一気に強化されますが、魅力一杯の上がり馬です。

 ルルーシュは昨年の当レースの勝ち馬で、今春には同条件の目黒記念で2着と、このコースを得意にしています。前走の札幌記念は極悪馬場に泣きましたが、幸いダメージはなかったようで、ここに向けて順調に稽古を消化しています。残された課題はトップハンデの克服ということになるでしょう。

 ムスカテールは去年のアルゼンチン共和国杯が2着で、今春の目黒記念で1着。ルルーシュとは勝ったり負けたりの関係で、ここも当然有力馬の一頭です。今回はハンデが増えてルルーシュと同斤量になるぶんやや評価を下げますが、大きな能力差はなく、好勝負は必至と見ます。

 ホッコーブレーヴは前走で準オープンを勝ったばかりですが、東京コース大好きな追い込み馬で、長い距離では安定感があります。デスペラードは安定感に欠けますが、阪神大賞典で2着とスタミナは充分。上がりが掛かれば食い込む余地は小さくありません。アスカクリチャン七夕賞を勝って札幌記念2着。重賞実績を考えれば、56キロはやや軽く見られた印象があります。距離さえこなせば。アドマイヤラクティはトップハンデを背負っているように、実績では最上位の存在ですが、器用さに欠くところがあって多頭数のハンデ戦ではもうひとつ信頼が置ききれません。

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

厳選予想 ウマい馬券