【上位拮抗】マイネルストラーノは前走が惜しいレース振り。重賞好走の実績はここでも光り好勝負見込む。アウォーディーは力量アップ顕著で昇級でも即通用。レオプログレスは底力の高さに期待。ダブルオーセブンも差はなく争覇圏。ダートで連勝中も芝も問題ないウエスタンオウジは勢いも魅力。アドマイヤパーシアも仕上がり良く侮れず、セミニョンもスムーズなら上位が狙える。

【あわよくば菊】マイネルストラーノが、菊花賞の最終切符奪取にチャレンジ。燃えやすい気性や馬体維持に気を遣い、戦績にムラはあるものの、ホープフルS2着、共同通信杯が0秒3差の3着。ちなみに共同通信杯の決着タイムは、1分46秒0のレースレコード。不良の函館を激走した反動が少し心配だが、一週おいた11日から、時計が出た。極端な馬体減やイレ込みさえなければ、3勝目で菊への望み。アウォーディーも、春先の中京2200m・大寒桜賞を2分15秒8した、ヘヴンリーロマンスの仔。一見時計は平凡に映るが、同日の古馬1000万・名鉄杯を1秒6も上回る好内容だった。青葉賞5着の原動力も、この数値にある。ただ、良績は左回りに集中。鞍上もモタれ癖を意識しながら騎乗するだろうが、伸びひと息に終わるようなら、レオプログレス、アドマイヤパーシア、ダブルオーセブンが、ゴール前台頭。

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