【新潟2000mのケンゴー】ナンヨーケンゴーは、フラットコースの新潟で2勝。昨年同時期の早苗賞を、丸田とのコンビで、1分59秒7で一気差し。ちなみに翌日の古馬500万の決着タイムは2分1秒2。ここが働きどころを思えば、なるほど調教も目いっぱい。

トーセンギャラリーの良績も、左回りの中京・もしくは平坦の京都。若干構えすぎる面はあるが、決め手勝負なら五分。シャドウウィザードも、中央場所は坂に泣いたクチ。新潟の外回り1800mは、1分47秒2で一気差しがある。51キロなら、モシモシの大ホームラン。アメリカンダイナーとベルニーニは、小倉城特別を1分59秒7で2、3着を分け合ている。

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【伏兵注意】混戦だが、差し脚があるトーセンギャラリーを中心視。ベルニーニはひと押しがカギだが先行粘り込みに期待して対抗に据える。シャドウウィザードも仕掛けひとつで食い込み可能。サイレントクロップの流れ込みにも警戒したい。ドラゴンピースは休み明けだが新潟と好相性で押さえにマーク。カレンケカリーナは昇級後がいまひとつだが、立て直した効果に警戒しておく。

名鉄杯はアイファーファルコが飛ばし縦長の展開でハイペース。結果上位を独占したのも後方待機組。好位抜け出しがVパターンのベルニーニには厳しい展開になってしまった。2走前が前目を追走し、余力十分に抜け出して0秒5差。このクラスでも十分に通用するだろう。今回はあまり速くなりそうにないメンバー構成。さらに55キロのハンデ。チャンスは十分とみたい。

近10走でなんと6回もメンバー中最速の上がりをマークしているトーセンギャラリー。新潟の外回りコースは初めてだが、間違いなく適性はある。瞬発力勝負になれば頭までありそう。

ラスカルトップは前走だけ走れば好走必至。ただ切れる足に欠けるタイプ。能力は認めるが、この舞台に対する適性は疑問で3番手評価とした。