11R

オークス

15:40発走 / 芝2400m (左 B) / 天候:晴 / 馬場:良
2回 東京 10日目 サラ系3歳 オープン       (国際) 牝(指) 定量 18頭
本賞金:9700,3900,2400,1500,970万円
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 望田潤の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

14

-

17

1点 2000円

馬連流し

14

相手

1

6

10

13

18

5通り 各1000円

ワイド

14

-

17

1点 2000円

ワイド

14

-

18

1点 1000円

望田潤の見解

 過去のレース映像や追い切り映像を目にすると、けっきょくいつもルージュバックに◎を打ってしまう。

 それぐらいブラッシンググルームの美点がしなやかで美しいフォームに体現されていて、オークスぐらい楽勝しても不思議ない馬だとまた思い直してしまうので、けっきょくここも◎を打ってしまった。

 桜花賞ではコーナーでスムーズに加速できないという弱点が露わになってしまったが、戸崎が同じ失敗を繰り返すことはないだろうから、さてここでどう乗ってくるかが見ものだ。

 土曜夕方の時点の予報では天気は日曜いっぱいもちそうで、良想定ならば母父キャンディストライプスでペルーサのような斬れ方をするクルミナルを相手本線に推したい。

 レッツゴードンキは機動力と完成度の高さは認めるが、東京2400mだとよほどスローの上がりだけの競馬にならないと桜花賞の再現は難しいか。

 ミッキークイーンも最後は斬れる脚を使うだろうが、穴は持続力勝負になったときのディアマイダーリン(配合パターンはヌーヴォレコルトと似る)ではないか。

 井内利彰の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

13

1点 1000円

複勝

13

1点 3900円

3連複フォーメーション
1着

13

2着

1

4

10

相手

1

4

5

6

8

9

10

11

13

16

17

24通り 各100円
3連単フォーメーション
1着

13

2着

1

4

10

相手

1

4

5

6

8

9

10

11

13

16

17

27通り 各100円

井内利彰の見解

 過去10年のオークスにおいて、追い切り本数が「標準未満」だった馬の成績は[0-0-0-19]でした。2400mという距離を考慮すると、追い切り本数が重要であることが明確に成績に表れています。また、10年のうち、6頭の優勝馬が併用調教。牝馬が坂路とトラックを併用することはオーバーワークにも思えますが、これが未知の距離を克服するために必要な調教だということです。

 過去に◎を打った、エリンコートにせよ、メイショウマンボにせよ、併用調教で追い切り本数が標準以上という調教タイプに該当していました。そして、2頭に共通する最終追い切り内容が「最終追い切りが栗東坂路でラスト1Fが最も速いラップを踏む」というもの。今年の出走馬でこれに該当したのが◎アンドリエッテです。

 1週前追い切りをCコースで行って、その動きが抜群。速いラップを刻んでも平気な表情でゴールしたところを見て、コーナー4つの長距離戦でも大丈夫だと確信しましたし、最終追い切りも小出しに脚を使うラップでフィニッシュ。22日の坂路でのキャンター後の様子を見ていても落ち着き十分、すでに東京競馬場までの輸送を経験していますし、今年はこの馬で勝負しようと決めました。

 ○レッツゴードンキは併用調教でないことだけ。それ以外は完ぺきな調教内容です。▲ミッキークイーンは最終追い切りをCコースで行ったということは、馬体重に心配はないのでしょう。こちらは併用調教に該当していますから、調教適性は十分。☆ココロノアイも併用調教。最終追い切りは美浦坂路での4F一番時計をマーク。ラスト1Fが最速ラップを踏んでいないことがどのような影響になるかというところですが、併用調教ですし、攻めた追い切りを評価します。

 △シングウィズジョイは余裕を残した前走から上昇気配、△クイーンズリングは最終追い切りがラスト1F最速ラップに該当しなかっただけで、あとは気になるところはありません。△ローデッドは併用調教ではありませんが、追い切り本数が標準多め。もし、レース当日の雨量が多いようだと有利に働くでしょう。△コンテッサトゥーレは栗東坂路でラスト1F最速ラップが踏めており、標準多めなので評価。△ペルフィカは調教タイプこそ標準併用ですが、追い切り本数がやや不足。△ノットフォーマルエフティマイアパターンの最終追い切り場所南P。△クルミナルは確実に前走以上の気配を漂わせています。

1.レッツゴードンキ
今回:乗込坂路
前回:標準多め坂路

2.マキシマムドパリ
今回:軽目坂路
前回:標準少め併用

3.トーセンナチュラル
今回:乗込トラック
前回:標準多めトラック

4.ココロノアイ
今回:標準併用
前回:標準坂路主体

5.シングウィズジョイ
今回:標準坂路
前回:標準多め併用

6.クイーンズリング
今回:標準坂路主体
前回:標準多め坂路主体

7.キャットコイン
今回:軽目トラック
前回:馬ナリ平均トラック

8.ローデッド
今回:標準多めトラック
前回:標準併用

9.コンテッサトゥーレ
今回:標準多め坂路
前回:標準坂路

10.ミッキークイーン
今回:標準トラック主体
前回:標準併用

11.ペルフィカ
今回:標準併用
前回:標準少め坂路

12.アースライズ
今回:馬ナリ平均坂路
前回:馬ナリ平均坂路

13.アンドリエッテ
今回:馬ナリ平均坂路主体
前回:馬ナリ平均坂路

14.ルージュバック
今回:軽目トラック
前回:標準併用○先

15.トーセンラーク
今回:標準少めトラック
前回:標準少めトラック

16.ノットフォーマル
今回:標準トラック
前回:乗込トラック

17.クルミナル
今回:標準坂路
前回:標準多め坂路

18.ディアマイダーリン
今回:軽目トラック
前回:標準併用

 山崎エリカの予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

6

-

10

1点 3000円

馬連

5

-

6

1点 500円

馬連流し

6

相手

4

12

13

3通り 各1500円

馬連流し

6

相手

1

14

2通り 各1000円

山崎エリカの見解

 今年の桜花賞は、前半4F50秒0という、まるで未勝利戦のような空前絶後の超絶スローペースになりました。この結果が、能力の序列が見え始めた牝馬クラシック路線を、たちまち混戦ムードへと導くことになりました。

 桜花賞が前有利のスローペースになったことにより、A.実績のある後続勢の巻き返しに期待する、B.本来は差し馬でありながら、スローペースに乗じようと早めに動きすぎた馬の巻き返しに期待する、C.それでも2着以下を4馬身突き放したレッツゴードンキを支持する、D.桜花賞の結果から、桜花賞組は信用ならぬと別路線に期待すると、4つの選択肢から1つを選ばなくてはなりません。

 私のジャッジメントは、C.です。桜花賞は前半4F50秒0の超絶スローでも、ラスト3F目で急加速して、ラスト2F目で最速10秒5が刻まれたのが未勝利戦とG1では大きく異なるレースの流れであり、その流れを自ら刻んで圧勝したレッツゴードンキはフロックではありません。実際にスローペース補正をかけると、桜花賞のPP指数は水準レベルのものがあり、現時点での3歳牝馬ナンバー1は、レッツゴードンキということになります。

 しかし、レッツゴードンキには△印までしかつけられません。なぜならば、この馬は逃げることでパフォーマンスを上げる逃げ馬だからです。いきなり逃げの手に出たチューリップ賞で3着に善戦した時点でも「この馬は、本来、逃げ馬かもしれない」と薄々感じていたのですが、桜花賞では先頭に立ったところで力みがとれて気持ちよく走れていたことから、逃げ馬である可能性がより高いものになりました。しかし、陣営はまだ折り合いに拘っているので、今回も折り合いに専念するレースをする可能性が高いです。

 また、逆に距離が長くなる今回の舞台で逃げの手に出れば、他馬に競りかけられたり、突かれたりして有形無形の不利を受けるはず。そういうレースで逃げ切るとなると、相当強くないとダメです。現時点でレッツゴードンキがその領域までのポテンシャルがあるかどうかは「?」だし、今回は桜花賞を大目標にした後の一戦なのでダメージも怖いところ。一番、好ましい形は逃げたいけど前走では逃げられなかったノットフォーマルの逃げで、単独の2番手という形。単独の2番手ならば、大きな目標にはならないし、自身も気持ちよく走れるはず。ただ、そのピンポイントに期待するのは、あまりにリスクが高すぎるので、今回はA.を選択します。

 よって、◎は3戦3勝でフィリーズレビューを勝利したクイーンズリングです。フィリーズレビューでは権利を掴むために強い仕上げをした結果、馬体重は前走比20kg減となってしまいました。結果フィリーズレビューでは勝利はしたものの、馬体におつりがなくなってしまい、桜花賞ではどうしても目一杯とはいかなかったはずです。中間の追い切りが軽かったのはそのせいでしょう。だから桜花賞は「絶対ない!」くらいの気持ちでぶった斬りましたが、そのコンディションで外枠から外目を追走しての桜花賞4着は立派でした。

 現在の東京芝コースは、前に行く馬か内をぴったり回る馬が有利な超高速馬場です。今回クイーンズリングは内枠を引いたのでインでロスなく折り合える可能性が高くなりました。能力面は今回のメンバーでは上位と言える存在だけに、この舞台で巻き返しを狙います。

 ○は前走で芝2000mの忘れな草賞を勝利したミッキークイーン。2歳牝馬クラシックの主力が芝1600mからいきなり芝2400mのオークスに向かうのに対して、忘れな草賞で距離をある程度経験していることは例年オークスの舞台では有利に働きます。クイーンCでは出走馬最速の上がりで2着。その2着は成績以上に秘めた能力の高さを感じました。

 今回のレースで穴人気に支持されているアンドリエッテとは新馬戦で対戦し、明らかに内容上位で先着したことがあります。この結果からも桜花賞組と比較した場合でも潜在能力は見劣らないという推測はできるでしょう。

 今回ミッキークイーンクイーンズリングのどちらを本命にするかはかなり悩みました。最終的には枠順が少しでも内であることを重視したのですが、乗り方ひとつでミッキークイーンオークス馬になることも十分考えられます。

 ▲は休養明けのフラワーCでいきなり2着と驚きの成長を見せたアースライズ。デビュー3戦目の昨年12月の未勝利戦では距離が延び、スタミナを生かす先行策で一変しました。この結果からこの馬はスタミナ型の馬である可能性をかなり強く感じさせます。前走の桜花賞は休養明けのフラワーCで激走した直後で、かなり疲れが溜まっていた可能性が高かったと言えます。

 そんなコンディションながら4コーナーでは外から勝ちに行き、結果2着馬とは差のない競馬、大健闘でした。今回の舞台は先行馬にとって有利。前で立ち回れる強みと豊富なスタミナを生かせれば、激走があっても不思議ない馬です。

 古澤秀和の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

6

-

14

1点 5000円

ワイド

6

-

14

1点 5000円

古澤秀和の見解

【パドック速報対象レース】
当レースはパドック速報対象レースです。レース発走20分前に最終結論(印・買い目・見解)を公開します。パドックの気配で前予想と最終結論が変わる可能性がありますので、予めご了承ください。

5番:距離合う。張り艶も良い。
6番:馬体も減らず、張りの良い体付き。
9番:肉付きが良くなり、馬体大きく見せる。
14番:トモしっかり。手先も軽く馬場も合いそう。
13番:大きく見せ、良いデキ。
17番:馬体減も問題なし。

好配当連発 netkeiba関東本紙の予想

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netkeiba関東本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

14

相手

1

4

6

10

17

18

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

14

2着

10

相手

1

4

6

17

18

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

14

2着

18

相手

1

4

6

10

17

30通り 各100円

netkeiba関東本紙の見解

【混戦】ルージュバック桜花賞9着も包まれ力発揮できず参考外。入厩から日は浅いも動き抜群で体調も良くG1Vに期待。ミッキークイーンは使われつつ上昇。前走内容も上々で好勝負十分。ディアマイダーリンも1戦毎に良化しておりこのメンバーでも。ココロノアイも気配良く馬場渋ればさらにプラス。レッツゴードンキももちろん圏内でクルミナルクイーンズリングなどにも注意が必要。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

14

相手

1

4

6

7

10

17

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

14

2着

10

相手

1

4

6

7

17

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

14

2着

4

相手

1

6

7

10

17

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【木曜日計測は450キロ】桜花賞は前走比マイナス6キロ。計測数字を聞き、一瞬嫌な予感がしたルージュバックだったが、数字以上に首差しも全体像も細い。なんだか500万クラスの馬に萎んでしまった。

いざ、実戦。好スタートを切ったにも関わらず、大勢のプレッシャーに屈する形で、外から被せられると、早くも手綱が動き気味。無抵抗のまま9着と散った桜だったが、思えば桜に至るローテは異例。牡馬混合のきさらぎ賞の勝ち鞍は確かに評価できるが、桜ありきとあれば、関西遠征はチューリップ賞がベスト。少しでも間隔が開くきさらぎ賞を選ばざるを得ない、「ひ弱さ」を抱えていたからこその、ローテーションだったかもしれない。

直前の追い切りも「失敗した」感が強かったが、あれやこれやを慮り、今度は天栄トレセンから10日でオークスへ直行。競馬週刊誌やスポーツ紙を見る限り、馬体も膨らんでいる。直前調教も上がり3F重視に切り替えた。オークス直前の体重発表を目にするまで予断は許さないけれど、腹をくくればやっぱりルージュバック

今更だが、初陣の新潟のデビュー戦・11秒7-10秒7-10秒8という(3Fは33秒2)というレースラップを上がり32秒8の加速ラップで一気差し。血統や走法は異なるものの、新潟2歳Sハープスターの上がりと遜色ない数値を叩きだしていた。続く百日草特別の走破タイムは2分0秒8。坂という負荷のある東京2000mを、牡馬相手に有無を言わせぬ2分0秒8でレコ勝ち。この数値をもってすれば、ジェンティルドンナオークスレコード・2分23秒6はともかく、2分24秒台の可能性を持つ本年きっての逸材であることがわかる。アクシデントや摩耗なく、無事ゲートインを祈ろう。

二の筆頭はミッキークイーン桜花賞は抽選漏れ。同日の忘れな草賞に回ることとなったが、抽選前の印は単穴の▲を用意していた期待馬だった。忘れな草賞は、2分3秒5と、数字こそ平凡ながら、ラスト2Fの自身の上がりは推定10秒9-11秒1。ストレスや摩耗を避け馬体を増やし、坂コースの阪神2000mを走りきった経験は大きい。東京コースは二走前のクイーンCで2着。骨と皮ばかりの細い馬体で道中行き脚がつかず、エンジンがかかったのは残り1F標識手前だったが、上がり33秒8という爆発力を数字で誇示。1分34秒0という走破タイムも、過去十年のクイーンCでは文句なしの一番時計。能力の在り処を記録としても示している。

単穴はココロノアイ桜花賞は15番枠で出遅れ。ルージュバックと、図らずもほぼ同じ位置を追走することとなったが、ルージュをマークするつもりではなく、出遅れゆえに脚を使いたくはなかった?--それに超スローが加わり、ベテラン横山典のヨミも大外れ。キリキリと歯を食いしばりたくなる10着惨敗だったが、東京マイルのアルテミスSを快勝。チューリップ賞は返し馬も悠々。湿った馬場、飛んでくる芝を顔に受けても折り合いはピタリ。その気になれば、スパリと好位。今度は2枠4番、桜花賞とは一転、昨年のダービーのワンアンドオンリーのような積極策を、たぶん横山典は描いている。

なんて、超スローに恵まれたとはいえ、レッツゴードンキは、札幌2歳S3着以降、様々な競馬で常に上位争い。桜花賞は二桁着順の馬もみんな、33秒台の上がりをマークしているが、クルミナルは着順通り、説得力と勢いのある、オークスに繋がる力強い2着だった。

クイーンズリングは、菜の花賞フィリーズレビューでGIに近い記録をマーク。キャットコインクイーンC・1分34秒0も、近年のベストタイム。ただ、体調回復という課題は依然として残る。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し

4

相手

1

5

7

10

14

17

18

7通り 各1000円

3連複軸2頭流し
軸1

1

軸2

4

相手

5

7

10

14

17

18

6通り 各500円

須田鷹雄の見解

 今年のオークス桜花賞が超スローだったために同組の真価をつかみづらいが、例年通り桜花賞組>別路線組と考えたい。ただ、桜花賞がスローだった年は桜花賞の大敗組と別路線組がよく走る傾向にあるので、ヒモの選択では別路線組も積極的に取る。

 馬券の中心にする馬は、桜花賞組から◎ココロノアイ、○レッツゴードンキ。この2頭はチューリップ賞まで安定したレースを続け、勝ったり負けたりしてきた間柄。阪神JFで1-3着しオークス時点でまだ一定以上の人気を維持している馬というのは過去の良いパターンでもある。

 ココロノアイのほうを上に取ったのは、実質がそれほど変わらないのに人気が下降する局面の馬と上昇する局面の馬だったら前者を優先したほうがよいという考えから。桜花賞のペースでものすごく損をしたのが◎、得をしたのが○と考えると、今回展開が中立だった場合に◎が逆転する目は出てくる。

 ▲以下は別路線組重視、マンハッタンカフェ産駒(コース相性いまひとつ)やや軽視で選んだ。▲ディアマイダーリンは枠が悪いが、ハーツクライ産駒だけに期待したい。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

1

2

6

15

12通り 各400円

3連単BOX

1

2

6

15

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

14

相手

1

6

10

13

17

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

14

相手

1

6

10

13

17

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎ルージュバックは「マンハッタンカフェ×オーサムアゲイン」という組み合わせ。母ジンジャーパンチはブリーダーズCディスタフ(米G1・ダ9f)をはじめG1を6勝し、米古牝馬チャンピオンに輝いた名牝。父が伝えるサンデー系特有の柔らかさと、母のずば抜けた能力とフィジカル面の強さが最良の形で融合し、牡馬にも引けを取らない傑作が誕生した。

 超スローペースで馬群に包まれ後方まで下がってしまった前走は参考外。母は8.5-10ハロンで活躍した馬なので、桜花賞オークスのどちらに向いているかといえば後者。過去4戦のなかで最も強い競馬をした百日草特別(2歳500万下・東京芝2000m)では、のちに重賞を勝つことになるベルーフミュゼエイリアンといった強豪牡馬を相手に違う次元の末脚を繰り出してレコード勝ちを果たした。適度な流れから末脚の切れを活かすレースが合っており、オークスはそれに当てはまる。牝馬同士なら力は上で、状態面の不安がなければ巻き返してくる。

 奥田隆一郎の予想

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予想印
18ディアマイダーリン(11人気)
1レッツゴードンキ(2人気)
4ココロノアイ(4人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

18

1点 2500円

馬連BOX

1

4

18

3通り 各2500円

奥田隆一郎の見解

オークスの近5年の3着以内馬(全15頭)の前走成績を見ると、直結コースの桜花賞3着以内が6頭、直結コースのフローラS3着以内が6頭、この2レースだけで馬券になった全15頭中12頭を占める。直結コースのクラシック桜花賞トライアルのG2戦で馬券になった馬は、オークスを好勝負できる。◎ディアマイダーリンと○レッツゴードンキは、この条件に該当する。

その他の条件から近5年のオークスで馬券になった3頭は、近2走でオープンクラスを勝利していた。昨年のオークス3着馬は前走の皐月賞を惨敗したが、前々走のフラワーCを勝利。一昨年のオークス勝ち馬は桜花賞を惨敗したが、前々走でフィリーズレビューを制していた。巻き返しパターンとして「前々走で重賞を勝利した馬」を推奨する。▲ココロノアイは、この条件に該当する。

本命馬の見解:◎ディアマイダーリンは、オークス激走馬の条件に該当するが人気薄となるため、穴馬として注目する。前走にて直結コース東京芝2000mのフローラS(G2)を連対。この馬はデビューから新馬6着→未勝利3着→未勝利1着となったように叩いて上昇するタイプ。休養明けのフラワーC(G3)3着→フローラS(G2)2着からのオークス出走は好材料で上積みを期待できる。東京芝コース2勝(3連対)で得意にしており、大駆けを警戒する。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 今年の牝馬クラシックは、ハープスターブエナビスタのように大きく抜け出す馬がいないまま桜花賞を迎えました。人気はルージュバックが断然の支持を受けたものの9着に大敗。結果はスローペースで逃げを打ったレッツゴードンキが4馬身差圧勝と、明暗がくっきり分かれる結果になりました。しかしながら、今年の牝馬路線はタレント揃いですから、これで勢力図がはっきりしたとは言い切れない部分が残っています。

1.ディープインパクト産駒は一枚割引

 桜花賞ディープインパクト産駒が大得意とするレースですが、オークスはそうではありません。過去4年間で1勝2着3回ですから、優秀な成績には違いありませんが、桜花賞から着順を上げたディープインパクト産駒はこれまで1頭もいません。マルセリーナアユサンという2頭の桜花賞馬が馬券圏外に沈み、ハープスターでさえも2着に敗れています。

2.関東馬が頑張る

 今年の牝馬戦線は関東馬が席巻しましたが、オークスはもともと関東馬の活躍が目立つレースです。過去5年間で馬券圏内に入った15頭のうち、関東馬が8頭と過半数を占めています。若い牝馬にとっては輸送の負担が少ない地元でのレースはアドバンテージになりますから、関東馬にはそれだけで上積みが与えられるようなものです。

3.速い上がりより立ち回りの上手さ

 昨年のヌーヴォレコルト、一昨年のメイショウマンボ、2011年のエリンコートはいずれも一歩早く動く形から追い込み馬の追撃を封じて勝利しています。この時期の東京の芝は簡単には追い込みが効かないので、ある程度早めにスパートできる自在性が要求されます。

 ココロノアイは同世代の牝馬で唯一の重賞2勝馬。前走は前残りの展開で10着に沈みましたが、勝ったレッツゴードンキにはこれまで2回先着しており、同等の実力を持っていると考えるべきです。外枠で前に馬を置けない形でも我慢して競馬ができたのは大きな収穫で、今回に活きるでしょう。栗東滞在の前回から自厩舎での調整に替わって、なんの不安もなくレースに臨むことができます。

 クイーンズリングは展開不向きの桜花賞でも長く脚を使って4着。あらためて力量の確かさを示しました。距離延長は好材料ですし、関東圏の輸送も経験済み。ルージュバック桜花賞では断然人気を裏切る形で大敗。揉まれたときの脆さを露呈しましたが、もともと1800m以上の距離で圧倒的な力量を示していた馬です。多頭数の馬込みをクリアーできれば。

 レッツゴードンキは展開に恵まれたとはいえ桜花賞を4馬身差の圧勝は並大抵の馬にできる芸当ではありません。しかし逃げてしまったことで、折り合いの問題を解決しないままオークスを迎えることは不安材料です。キャットコインは3連勝で挑んだ桜花賞は7着に敗れましたが、上がり3Fはメンバー中第2位をマーク、一線級を相手にしても充分に戦える手応えを得ました。ホームの関東圏に戻って反撃は必至です。

 桜花賞2着のクルミナルは、もともと距離が延びての活躍を期待されていた馬です。大柄で精神的にも落ち着きがあり、輸送もそれほど大きな問題ではなさそうです。ミッキークイーン桜花賞を除外されて回った忘れな草賞を快勝。クイーンC2着の実績もあり、トップクラスの力量を持つ一頭です。馬体の維持がカギになりますが、実力をフルに発揮できれば争覇圏内突入は難しくないでしょう。

 小原靖博の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

1

相手

5

6

7

10

13

14

12通り 各300円

3連単1着流し
1着

1

相手

5

6

7

10

13

14

30通り 各100円

3連単2着流し
2着

1

相手

5

6

7

10

13

14

30通り 各100円

小原靖博の見解

 レッツゴードンキ桜花賞を4馬身差で完勝。マイペースに持ち込めたとはいえ、まったく危なげなかった。2400mについてはやってみないとわからない面があるが、他の馬にとっても初めての距離なので強引に競りかけてくるとは考えにくい。折り合ってリズム良く運べれば。

 相手は、前走時より数段デキが良さそうなルージュバック、決め手ヒケ取らないアンドリエッテを上位に見立てたが、シングウィズジョイクイーンズリングキャットコインミッキークイーンも押さえておきたい。

 森山大地の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し

6

相手

1

10

13

14

17

5通り 各1000円

3連複軸1頭流し

6

相手

1

10

13

14

17

10通り 各500円

森山大地の見解

桜花賞に続きオークスのポイントは1番人気に推されているルージュバックの取捨に尽きるだろう。桜花賞でのルージュバックの印は△としたが、実質的には無印の扱い。理由は桜花賞時に書いたとおりで、ここも△としたい。

本命はクイーンズリング。中山での2連勝時にすでにオークス向きと思い、個人的には1800mのフラワーカップに出走してくると思っていたが、まさかの1400mのフィリーズレビューへ。そして、なんと差し切ってしまうのだから本当に驚いた。他にも距離が延びていい馬はいるが、適性ということでは断然だろう。

相手は過去の実績どおり桜花賞組が中心。桜花賞組以外ではオークスを意識して使われてきたミッキークイーンの末脚は驚異。

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

10

相手

1

5

6

9

13

14

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

1

相手

5

6

9

13

14

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

13

相手

1

5

6

9

14

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

昨年は前走桜花賞で指数100超え2頭◎○と、同じく前走100超え▲で上位独占的中。だが今年は桜花賞指数で100超馬はいなく、荒れる可能性のあるオークスを迎えた。平均値トップは○レッツゴードンキ。だがコース値で逆転する最高値107を持つ◎ミッキークイーンが狙い。桜花優勝指数が97。なら他路線でも前走94で勝負になる。3番手▲アンドリエッテ。桜花に引き続き爆弾☆にコンテッサトゥーレ。やはり今回もこの指数並びでは△ルージュバックに重い印は打てず。

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

10

相手

1

4

6

13

14

17

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

13

相手

1

4

6

14

17

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

6

相手

1

4

13

14

17

30通り 各100円

田沼亨の見解

長丁場で切れ味がフルに生かせる10ミッキークイーンを狙い撃つ!小柄だが成長力は顕著で長く鋭い脚が繰り出せるので東京は最適。終い勝負で一気に突き抜ける!これに次ぐのは動画内でピックアップした馬が2頭。次位は差し脚は強力な13アンドリエッテ。距離延長は歓迎だろう。▲は確実にパワーアップしてきた6クイーンズリング

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