【
ゲキリンに触れる】
ゲキリンがスピードで圧倒。父タピザーはBCダートマイル勝ち、その父タピットは現北米のダートシーンを席巻中。母の弟
オーブルチェフは全日本2歳優駿、
北海道2歳優駿勝ち。母系もしっかりした背景をもつ。
スピードの違いでハナを叩いたが、良馬場で5F・通過1分1秒9というHペースにも悠々、上がりも最速。1分53秒9は古馬500万とほぼ同レベルという好内容だった。新馬戦後のコメントは、ルメールは「スピードがある」。7Fダートは、スピードを瞬発力に転嫁する競馬を試みるかもしれないし、それでも結果が出せる。
対抗一番手は
ビーチマリカ。パドックでは、いかにも幼い、華奢な造りながら、こちらも古馬500万と同レベルの1分46秒7で新馬をゴボウ抜き。大事に育てれば、本馬もOPに出世する好資質の持ち主。
メダーリアフレイムは、坂コースの中山で上がり37秒4を計時。
アードラーは、中京7Fで37秒9。
ブルベアバブーンは、平坦ながら京都1200ダートを35秒9で一気差し。
サルタートは新潟ながら37秒2。ともに中央場所の1400ダートでも前進十分。