昨年の北九州短距離Sは最終追い切り場所がDPのメイショウライナーが軽快なスピードを武器に勝利。11頭立てと頭数が落ち着いたこともトラックのスピード調教であるDPの適性が活かされたレースになったような気がします。今年も11頭立て。ということで、最終追い切り場所がDPに該当した◎メイショウハガクレ。

　昨年は6着に敗れていますが、最終追い切り場所はCW。過去にはDPで14番人気3着という激走を見せたこともあるだけに、今回のDP追い切りは自身にとっても、レースの調教適性としては評価できます。ラップの踏み方も1Fごとにぐんぐんと加速するきれいなラップが踏めており、これで53キロなら絶好の買い頃。

1.カシノワルツ
今回:標準トラック
前回:標準トラック

2.タガノアザガル
今回:軽目併用
前回:馬ナリ平均坂路

3.マルヨバクシン
今回:標準坂路
前回:標準坂路

4.メイショウブイダン
今回:標準坂路
前回:標準坂路

5.スリーカーニバル
今回:標準坂路
前回:乗込併用

6.ウィットウォーター
今回:軽目坂路
前回:軽目坂路

7.サンマルホーム
今回:乗込坂路
前回:馬ナリ平均坂路

8.ラインハート
今回:馬ナリ平均坂路
前回:馬ナリ平均トラック

9.メイショウハガクレ
今回:馬ナリ平均トラック
前回:馬ナリ平均トラック

10.ラズールリッキー
今回:軽目トラック
前回:軽目トラック

11.プレイズエターナル
今回:軽目坂路
前回:標準少め坂路

【外一気】プレイズエターナルの力量上位。佐世保Sは前半3Fが33秒9の緩ペース。武豊操る逃げ馬のマジックに、後続各馬はいいように翻弄されてしまった。9頭という小頭数ながら、あちこちで小さな衝突も続出、ただ57キロでも2着と結果を出すところが地力。この組み合わせなら、外一気が決まる。

　逆転があれば3歳馬ラズールリッキー。葵S・1分8秒0で、現級古馬に追いついている。質量ともに乗り込みも十分だ。佐世保Sで一番バタバタしていたのはマルヨバクシンだったか。しかし当コースの持ちタイムは1分7秒5、今回はブリンカーを装着。〔3101〕という小倉実績を単穴に見直し。

　佐世保S3着のウィットウォーターは、2キロ減の53キロで出走できる。メイショウブイダンも間に合った。大穴は52キロのカシノワルツ。

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負！

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

【ヒモ荒れ】先週のキーンランドCでも見せ場タップリだったナックビーナスと前走接戦を繰り広げたラズールリッキーが本命。初の古馬相手となるが、先に述べたように重賞でも十分にやれる下地は整っているだけに、条件戦のここでは力が違うだろう。相手は前走外に振られて力を発揮できなかったカシノワルツ。しかし、状態面の上昇は明らか。得意の小倉最終週。勝負駆けの匂いがプンプン。

【差し優勢】この距離、このコースであれば確実にいい脚を使えるのが、11プレイズエターナル。最終週の馬場なら外枠は歓迎材料で、前もそれなりに流れてくれそうだ。状態面も良好で、ここは好勝負必至。相手は、06ウィットウォーターと08ラインハートの2頭が上位評価組。◎-○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で勝負だ。

【小波乱】マルヨバクシンはスムーズな競馬で能力全開。ラズールリッキーはスピード上々。切れ味のあるラインハートが肉薄する。

平均値トップは97でトップハンデの▲ブレイズエターナル。しかし平均値でわずか1低く、前走値で2低いだけでハンデ4キロ軽い平均値2位◎ウィットウォーター軸で行く。ただほぼ全頭が近値にいるので簡単ではないかも。相手に距離とコースでそれなりの数字持つ○マルヨバクシン。軽量でも前走98もある☆スリーカーニバル爆穴に。

久々だが上積みが必至なのが11プレイズエターナルだ。平坦コース向きで決め手が生かせれば差し切れる。次位は6ウィットウォーターで自在な脚があり小回りは堅実。▲は3マルヨバクシンでうまく立ち回れば差はない。