【高値安定】
センチュリオンが着実に力をつけている。530キロ台を維持することができ、体調に変動が少なくなったこともあるのだろう。今年は
ポルックスS2着、
総武S3着などオープンでも堅実に結果を残せるようになった。ただ巡り合わせもあるのだろうが、全5勝はいずれも右回り。左回りと速い時計決着に課題を残していたが、東京1600ダート・
オアシスSを1分35秒4で2着に猛追。中京の
名鉄杯も促しながらの追走とはいえ、勝ち馬をアタマ差に追い詰めている。休み明けをひと叩きしたことで調教の動きにも切れが生まれた。仕掛けてからの反応も今度は早くなるハズだ。
対抗は
マスクゾロ。準オープン・オープン特別を連勝し、GIIIの
シリウスSを2分1秒7という好タイムでもぎ取っている。除外明けになるが、テッポウ使いは心得ており、一週前の追い切りで実戦仕様の息遣いもだいたい確認できた。
三番手は
アルタイル。
マリーンSは最速の上がりはマークしたものの、小回り1700ダートは対応ひと息。しかし昨年の
BSN賞は1分51秒7の3着と好走、新潟コースは伸び伸び走る。
スリータイタンは、
名鉄杯をコンマ2秒差の4着に追い上げ1800mにメドをたてた。2キロ減の54キロなら、もう一歩踏み込んだ競馬が可能になる。初コースが微妙だが
トップディーヴォは3-4コーナーから仕掛けて行き
阿蘇Sを0秒3差に食い込んだ。同レース6着の
モズライジンは、前走は不利が痛かった。