【前進必至】ジークカイザーが一歩前進。鷹巣山特別は久々に加え、前半5F通過は1分1秒4のスロー。少し慎重に組み立てたぶん、前残りを許してしまったが、レースの上りは10秒7-10秒9-11秒7。10秒台のラップが二つも重なったとあれば、32秒8という脚を使っても差し届かないか。今度はホームの関西、調教の負荷も一段上げられたし、マイルよりは1800mのほうがプランを組み立てやすい。

　次位にはナリタエイトの勢いを抜擢。前走は時計以上に中身のある楽勝、6走前の阪神1800m・1分48秒8という時計も、昇級対応の目安になる。トリオンフは、去勢効果で崩れがなくなった。ただ、夏を頑張ったご褒美で、この中間、少し楽をさせたかもしれない。

　ブランドベルグは57キロのハンデで清滝特別を1分45秒6と、逃げは安定感抜群。ディープウェーブのチョイ差し、ブライトボイスも好調。

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負！

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

【波乱含み】今の時計のかかる馬場が合うと判断して本命は8ミスズダンディー。前走でもこの馬なりに走れており、条件が整えばこのクラスでも十分やれると証明。夏から続く調子の良さが残っている間に、もう1勝したいところだ。9ジークカイザーはなかなか結果が出ずにもどかしいが、能力は一級品。気持ちさえ最後まで続けば。5ナリタエイトはデムーロ騎手と手が合いそうで。

【展開有利】近走での先行内容がもっとも優秀な、12ブランドベルグを信頼。先行利が見込めるメンバー構成に恵まれ、ここは楽にいい位置を取れるはずだ。最終追い切りの動きは素軽さ十分で、いいデキの様子。相手は、09ジークカイザーと05ナリタエイトを上位に評価する。順当決着の公算が高い一戦とみて、◎-○▲の馬連・馬単主体でいきたい。

【小波乱】ジークカイザーは良化している。先行力がありしぶといブランドベルグ。ブライトボイスは地力アップ。

平均値で上位にくる馬がハンデを課されている。順当なハンデ付けだろう。平均値でさほど差のない割に斤量は恵まれた◎ナリタエイトを軸抜擢する。相手にトップハンデ2頭○▲。平均値で2位に並ぶ☆ユウチェンジも一発あり。前走99△ミスズダンディー、前走101△ディープウェーブも押さえ比須。

叩き2戦目で完全復調した12ブランドベルグが中心。スピードは上位で先行策から抜け出しは可能。○は9ジークカイザーで現級勝ちの実績からチャンスはある。