2月25日に行われた小倉芝1800m(7R)は、小倉芝1800mからの連闘だったエーデルメイシュが勝って、2着がトラックのダブル最速に該当したアグネスザルーツ。最後の4Fはすべて11秒台というラップになっており、とにかく先行できる脚力とコーナーで減速しないトラック調教の要素が重要です。

　◎サンデーウィザードは中間が栗東坂路での追い切りなので、調教タイプこそ標準多め坂路ですが、最終追い切りはCW。ここできっちりトラックのダブル最速に該当しており、先行しても最後まで脚を使える仕上げになっています。

1.カゼルタ
今回：標準多め坂路
前回：標準少め坂路

2.サンデーウィザード
今回：標準多め坂路
前回：一杯平均坂路主体

3.ベルニーニ
今回：標準少めトラック
前回：標準少め坂路主体

4.フロリダパンサー
今回：標準坂路
前回：馬ナリ平均坂路

5.デンコウリキ
今回：連闘
前回：標準多め坂路主体

6.アカネイロ
今回：馬ナリ平均併用
前回：標準併用

7.スマートリバティー
今回：標準坂路主体
前回：標準坂路主体

8.ウインクルサルーテ
今回：馬ナリ平均トラック
前回：軽目トラック

9.メイクアップ
今回：標準坂路
前回：標準坂路

10.サンライズタイセイ
今回：標準少めトラック
前回：馬ナリ平均トラック

【地力信頼】恋路ヶ浜特別は、勝ち星ゲットに意外と手古摺ったサンデーウィザード。しかし、3着以下とは約2馬身。上位二頭は他とは力が違っていたか。能力のマキシマムと起点は、平坦京都の2000m・1分57秒9と上がり34秒0にあり。もちろん、9Fも守備範囲。小倉では結果が残せていないが、それは本格化前。本来京都と平坦・小倉戦績はつながり多し。

　カゼルタとの叩き合いが第一本線。昨年・西海特別を豪快にひとマクり。GIIIの愛知杯が0秒5差、自己条件・小倉にかわれば、差し込みの風景が違ってくる。

　三番手はアカネイロ。秋にかけ戦績はしりすぼみとなったが、昨夏の博多S・2分0秒5で2着を含め、小倉は〔1101〕。休み明けをひと叩きし、体調も急浮上。

　節分S4着馬メイクアップも叩き良化。サンライズタイセイも、小倉のツボは心得ている。

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【混戦】坂があると末脚が鈍るだけあって、直線平坦の小倉コースで3勝を挙げている1カゼルタ。馬混みに入っても平気なタイプなだけに、最内枠も問題なし。前走、重賞経験したことを糧に出来れば。4フロリダパンサーがここでは先手を奪いそう。自分の競馬に徹すれば、意外と粘り込みも可能。昇級戦になるが底を見せていない2サンデーウィザードが続く。

どれも指数は一長一短。そこをピックアップするかで印はガラリと変わってしまう。とはいえ、軸には平均値と前走値の両方がトップの◎サンデーウィザード。前走値高い馬を重視して○カゼルタと▲デンコウリキ。結局平均値の高い馬が上位になってしまった。一発は☆メイクアップに。

休養明けを叩いて復調ムードの9メイクアップが有力。先行力がありうまく仕掛ければ抜け出せる。次位は2サンデーウィザードで末脚は威力がある。▲は4フロリダパンサーで積極策から押し切りは可能。