【上位拮抗】ブルーアガヴェはDI産駒らしく素軽い動き見せる。追われつつ動き良化し反応も良好で初戦から。トーセングランは順調に乗り込まれ力強いフットワークが魅力。仕上がりも良好で力発揮に期待。ドンヒューズも非凡な能力うかがわせ態勢も整い争覇圏。ミディオーサは途上の印象も血統背景優秀。イヴォーグもキビキビした動きに好感持て、アセンダントやエメラルファイトなども侮れない。

【才能信頼】仕上がりは正直まだ八分。それでも資質で、ミディオーサがデビュー戦を突破。日本で生まれた一番仔はミスエルテ。そう、フランケル産駒の牝馬の切れには衝撃が走った。ハーツクライ産駒の二番仔・ミカリーニョも、いずれは準オープン近くまで出世はする。

　本馬の父は待望のディープ。一族共通のギョロりとした目をもち、気性面におっかなさもあるが、馬格は470キロあたり。身体に幅もあれば、ポテンシャルもたぶん一番。新馬勝ちのレベルにあるか否か。堀厩舎にしては珍しく、水曜日追いをかけ調整してきたが、南W・65秒6-36秒8-12秒3なら、初戦から動ける。

　新馬向きの素軽さなら、ブルーアガヴェ。トーセングランの切れ。相手もディープ勢を上位に据えたが、パワーを求められる重になれば、オルフェ産駒のイヴォーク。ドンヒューズは、芝・ダート兼用のヘニーヒューズ産駒。エメラルファイト、マロリンも乗り込み入念。

【順当】10ミディオーサは素質上位で初戦からでも動けるとみて中心視。5ブルーアガヴェも仕上がり良好でいきなりから注目できそうだ。1トーセングランは乗り込み入念でしぶとさがありそうな点にも期待可能。4エメラルファイトは初戦が向きそうでスピード的にも互角以上と考えたい。14ドンヒューズは時計がかかる流れになれば台頭可能。8イヴォークは初戦微妙も地力がありそうで流れ込みに注意しておきたい。

キレ期待の馬もいる。それが土曜日の馬場悪化でどの程度になるのか。まああまり馬場のことは考えてもしょうがないのでノーカウントでいく。ならディープ産駒。能力高そうな◎ミディオーサと○ブルーアガヴェの2頭重視。

ひと追いごとに動きがシャープになった5ブルーアガヴェを推す。気性は前向きで末脚は鋭く素質は高い。対抗は4エメラルファイトで動きは水準以上で実戦タイプ。