【手塩にかけ】
フェニックスマークは、まだまだ強くなる。初勝利は3歳2月と遅く、半年の休養も余儀なくされたが全成績は5戦3勝・2着2回と、
パーフェクト連対を誇る。二走前の新潟1800ダート・1分52秒9という時計も才能の表れの一つだが、横山典が手塩にかけ走りを覚え込ませ、自らハミを取るまで追い出しを待ち、前走も悠々の快勝。1分52秒5というタイムも、前日のオープン特別・
師走Sと0秒5差のHレベル決着。稽古でビッシリ攻め切ってはいないものの、昇級に備えギアも一段上げてきた。
対抗の
トウカイエントリーは、前走の
北総S2着を含め当コースは[1221]。少し間隔は開いたが、ゆったりとしたローテーションのほうが勝ち負けの確率は高く、年末年始、質量ともに好稽古をこなしてきた。
クロフネビームスは、
北総S3着に続き
仲冬Sも3着と、本来のリズムを取り戻している。坂路追い切りは54秒4-39秒2-12秒4、終いの伸びも上々だ。
ブライトンロックは、前走の
招福Sは準オープンクラスにしては流れは相当にタフ。着順で優劣をつけ辛いけれど、昇級緒戦で4着と一応の結果は残した。同12着の
パルトネルラーフは、手の合う大野に戻り、一変あり。
エネスクも前半のペースが1秒緩めば着順も違ってくるか。