【加速スムーズ】直線フラットコースの京都マイルならサウンドキアラの加速はスムーズ。ヴィクトリアマイルは7着に終わったが、GIで0秒7差なら上々。大勢が決したあととはいえ、自分なりに伸びながらフィニッシュテープは切った。当該コースは[1100]、二走前の六波羅特別・1分32秒8と上り33秒2を目安に走れば、自ずと結果はついてくる。

　第一本線はムーンチャイム。昇級戦も最速の上りで2着急追、腕っぷし自慢のシュタルケがワンプッシュ。ミッキーブリランテは逆に、1F延長をどうしのぐか。

　直線勝負に徹すればワイプティアーズの急襲。インビジブルレイズ、インスピレーションも連下圏内。

　以前は清水Sの名前で1週間後に行われており、14年は修学院Sとして11月に行なわれた。過去10年は3歳馬4勝、4歳馬6勝で5歳以上馬の優勝はなし。降級がなくなったので4歳馬のグループとしての成績は今後下がるかもしれないが、既に同級で好走している馬や、重賞等強い条件を使われてきた馬については心配しないでいいだろう。

　前走距離別だと距離延長組が[1-1-5-30]で複穴は出ているもののちょっと不利。ハンデについては、馬齢と性別による基準より3キロ以上軽い馬は[0-0-3-37]で、斤量の恩恵は期待しにくくなっている。

　ここは◎サウンドキアラから入る。さすがにヴィクトリアマイルは家賃が高かったが、それ以外のレースではデビュー以来崩れていないし、京都も得意。勝ちきれないタイプではないので馬連にするが軸にはふさわしい馬かと思う。

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【相手探し】前走のヴィクトリアマイルでも不利な外枠に入りながら、ちゃんと自分の競馬をして存在感は示していた10サウンドキアラ。本格化しているのは間違いなく、夏を越してさらに成長している予感。7クライムメジャーは阪神より信頼度が落ちる京都だが、今回は展開向きそう。6ミッキーブリランテは体調次第。馬体重が増えていたら、もっと積極的に買いたい。

【上位拮抗】大幅な馬体減もあり、3着に終わった前走の06ミッキーブリランテ。この中間に減っていた馬体は回復しており、今度は本調子でレースに臨めるはずだ。開幕週の馬場で、先行力を生かせそうなのは大きなプラス。相手は、07クライムメジャーと03インビジブルレイズの2頭を上位に評価する。少頭数でもあり、ここは◎-○▲の馬連・馬単主体でいきたい

【小波乱】ロライマは決め手上位。集中力がアップしているクライムメジャー。アドマイヤキズナは立ち回りがうまい。

平均値100オーバー5頭。以下にも90台後半が続いている。能力としては僅差の構成。デキと同距離コースが問題になる。前走値で117の◎サウンドキアラ。とはいってもこの数値はG1のものだが2走前の同距離コース104を評価したい。相手に○ムーンチャイムと▲ミッキーブリランテ。一発☆ワイプティアーズ。

自己条件に戻れば地力で勝る10サウンドキアラが主力。京都は3勝、2着1回と実績は抜群。53キロなら差し切れる。次位は6ミッキーブリランテで好位で運べればチャンスはある。▲は3インビジブルレイズで末脚は強力で好走は可能。