【理想像に近づいた】
フィニフティが、理想通り大きくなった。新馬戦を勝つには勝ったが、なんだか骨格だけで走っている。あの造りでよく勝てたもんだ。ちょっとした天才少女かもしれない――なんて思っていたが、
初音Sの446キロの体重が理想形だろう。1分46秒2・上り33秒9という記録も上々。丸いライン、残り1Fでフワッとした感じを見ると、マイル短縮もプラス。
強敵は
リカビトス。
節分Sは33秒1の脚を使って2着、勝ち馬の根性を褒めるしかない。二走前の
ユートピアS・1分32秒5と上り33秒1は、近い将来の牝馬重賞ロードを指し示す好記録だった。
ミュージアムヒルも、保持する記録とポテンシャルは前記二頭と同列。ただ、右回りは未確定要素がまだ残っている。
カリビアンゴールドも、マイルは不得手ではないにしろ、それ以上に他の馬たちのほうが適性が高いかもしれない。
クィーンズベスト、
ペルソナリテのひと差しを連穴に警戒。