11R

アーリントンC

15:30発走 / 芝1600m (右 外 B) / 天候:晴 / 馬場:良
2回 阪神 7日目 サラ系3歳 オープン       (国際)(指) 馬齢 18頭
本賞金:3800,1500,950,570,380万円
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ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

3

相手

5

6

10

12

14

17

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

12

相手

5

6

10

14

17

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

14

相手

5

6

10

12

17

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

バンタム級チャンピオン】際立った持ち時計はなく、能力の見極めが難しく映るが、ヴァルディゼールは、ボクシングでいう「黄金のバンタム」のチャンピオンのような、好マイラーではないか。京都・芝1600mの新馬は、やや重条件下で、上り12秒3-11秒6-11秒2というレースラップを、正味1F・推定11秒0の高速ラップで突き抜けた。

 二戦目のシンザン記念は、発表は良馬場だが、空は曇天。マイル換算で1秒近く時計がかかるパワー馬場。テンの2F目には10秒8のHラップが表れ、1000m通過は前日の京都金杯より0秒1遅いだけの59秒8。上り3Fのレースラップは12秒1-12秒1-11秒7(35秒9)と、忍耐と切れの両方を問われる難しい流れとなったが、2着馬が勢いよく外から迫ると自らハミを取り直し、キッと鼻づらを伸ばし、ラスト1Fは11秒7でパンチアウト。この最後のラップに闘志や勝負強さが刻印されている。

 1分35秒7という走破タイムは、前日の京都金杯と0秒8差。上りラップに11秒台もあり、シンザン記念は見た目の時計より優秀なことがわかる。まだ若さは残っているが、そのぶん伸びしろも多く、重いチップで上り12秒6という坂路の動きも圧巻。

 強敵はヴァンドギャルド。9月の阪神マイル・新馬戦の上りは重馬場で33秒9、本命とタイプが酷似している。高い能力で東スポ杯2歳Sを1分46秒6で3着に食い込んだが、ホープフルS以降、前回の毎日杯もそうだが、9F以上の中距離は折り合いに四苦八苦。マイルのペースなら、自然な形で末脚フル回転、勝ち負けになる。

 フォッサマグナも好勝負。中京7Fの新馬戦を一気差し。共同通信杯へと駒を進めたが、パドックの中に入ると、身体の練度が足りない。胸前は充実しているが、腰回りは小さく尖り気味。道中ロスも多かったにせよ、残り1Fの止まり方を見ると9Fは現状長く、本質はマイラー。前走は中山マイル仕様に、馬体を474キロに膨らませ肌も磨き込み、1000m通過・59秒2という流れなら折り合いも楽。直線入り口、追い出しを待つ余裕。手綱を放すと坂下から一気、後続には2馬身余、楽々と1分34秒5をマークした。

 大駈けがあればニシノカツナリ弥生賞は妙な道悪に加え、特殊なミドルペース。道中は後方、四角は大外。外一気を決めるほどの脚力と地力はまだ持ててはいなかった。ただ、デビュー戦の中山マイルは、追い込み届かずの3着に終わったものの、12秒0-11秒4-11秒4というレースの上り(3Fは34秒8)に対し、自身のソレは34秒1。直線2Fのラップは推定10秒台、中山の急坂であのラップは凄い。

 二走前の未勝利戦はレースの上りを0秒9上回る、上り33秒9で豪快に大外一気。1分34秒9というタイムは同日の古馬1000万より0秒3速く、世代GIIIなら好勝負の計算も成り立つ。ミッキーブリランテも、シンザン記念3着から一歩ずつ地力強化。

 マイル替わりでカテドラルの一変。サンノゼテソーロも、おお、これは走るというデビュー戦だった。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

1

-

3

1点 1000円

馬連流し

3

相手

12

14

17

3通り 各3000円

須田鷹雄の見解

 フルゲートが16頭だったときのフルゲートはあったかと思うが、18頭立てフルゲートははじめてとなる今年のアーリントンC。なかなか難易度が上がっている。

 マイル路線というとクラシック路線から距離短縮で臨んでくるような馬が走るケースも多いが、このレースに限ってはもともとマイラーとして使われていたような馬が優勢。○ヴァンドギャルドにも魅力を感じるが、マイルで2戦2勝の◎ヴァルディゼールのほうを優先すべきと考えた。京都→阪神のコース替わりは多少リスクだが、今年は前走オープン好走馬が少なく、地力で乗り切れると期待する。

 500万条件組は、前走上位人気で勝って、しかもできることならしっかり着差をつけておきたいところ。▲フォッサマグナは条件を満たすのだが、鞍上が鞍上なので必要以上に人気になりそう。☆ミッキーブリランテあたりも含めて敢えて○-☆を均等に扱っておきたい。あと1頭、△ミッキースピリットの内枠からの立ち回りにも期待。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

予想印
6ニシノカツナリ(6人気)
15ユニコーンライオン(5人気)
16ヤマニンマヒア(14人気)
9イベリス(12人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

6

9

15

16

12通り 各400円

3連単BOX

6

9

15

16

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

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高配当もズバリ! netkeiba関西本紙の予想

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netkeiba関西本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

3

相手

1

5

14

15

17

18

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

14

相手

1

5

15

17

18

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

17

相手

1

5

14

15

18

30通り 各100円

netkeiba関西本紙の見解

【上位拮抗】2連勝の後、無理に使わずにここまで待った3ヴァルディゼール。普通の馬ならクラシックを目指して当然のキャリアにも関わらず、わざわざ1階級下の路線を歩むのだから、恥ずかしい競馬は当然できない。それだけ陣営がマイルへの適性を感じているなら、その力を素直に信じたい。14フォッサマグナは、2走前は相手が強かっただけで、それ以外はしっかりと勝ちきっている。この相手なら、もう一度重賞でも見直せる。17ミッキーブリランテは決め手鋭い。

元騎手ならではの視点、展開重視 鈴木麻優の予想

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鈴木麻優

予想印
6ニシノカツナリ(6人気)
17ミッキーブリランテ(4人気)

鈴木麻優の見解

※4/7時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 このレースは波乱傾向にあり、穴党の私としては楽しみなレースの一つです。阪神1600メートルで行われるレースなので、決め手がある子から勝負します。

 本命はニシノカツナリです。前走のスプリングカップでは、鞍上の武藤騎手が、騎乗停止の影響で乗り替わりでした。走りに少し気難しさも見られるので、乗りなれた鞍上に戻るのは心強く、未勝利戦の勝ち方から、能力の高さは確かなので今回は期待します。

競馬記者の決断 鈴木正の予想

鈴木正の見解

※4/6時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 ヴァルディゼールシンザン記念勝ちは価値がある。ラストはゴールに向けて加速するラップ。その前の新馬戦も加速ラップだった。決め手の持続力は相当なものがある。

 フォッサマグナ共同通信杯こそ歯が立たなかったが、他2戦は完勝。ここでも通用する。トオヤリトセイトは伸び伸びと走らせた時の末脚は相当なもの。外回りコースが味方となる。

 ミッキーブリランテは前走、ソラを使いながら上がり最速。能力は高い。

魅せるデータ力 伊吹雅也の予想

伊吹雅也の見解

※4/6時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 臨戦過程を素直に評価したい一戦。「前走のコースが“芝1600mのコース”だった馬」は2012年以降[6-6-2-26]と堅実ですが、「前走のコースが“芝1600mのコース”以外、かつ前走の4コーナー通過順が6番手以下だった馬」は2012年以降[0-0-1-17]でした。

 また「前走の条件が“JRA、かつ重賞、かつ牝馬限定を除くレース”だった馬」は2012年以降[5-4-3-20]と安定しているものの、「前走の条件が“JRA、かつ重賞、かつ牝馬限定を除くレース”以外、かつ前走の着順が4着以下だった馬」は2012年以降[0-0-1-16]と苦戦しています。

 さらに「“JRA、かつ芝1500-1600mのレース”において3着以内となった経験のない馬」は2012年以降[0-0-3-33]と連対例なし。

 今年はヴァルディゼールフォッサマグナミッキーブリランテロードグラディオあたりが楽しみです。

 平出貴昭の予想

平出貴昭の見解

※4/5時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 ◎フォッサマグナの父ウォーフロントは英インターナショナルSのデクラレーションオブウォーなど、欧州を中心に芝1400-2000mのG1馬を多数出している成功種牡馬。姉ストラスネイヴァーも母リヴァーベルもアメリカの芝重賞勝ち馬という血統だ。

 ○サンノゼテソーロの父ザファクターフォッサマグナの父ウォーフロント産駒。伯母アラヴェイルはデルマーオークス(芝9F)、E.P.テイラーS(芝10F)の北米G1勝ち馬と、こちらも血統は素晴らしい。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 かつてオグリキャップが勝ったペガサスSの流れを汲む3歳重賞。近年も勝ち馬からジャスタウェイコパノリチャードミッキーアイルレインボーラインペルシアンナイトというGI馬を輩出しており、GIII戦ながら確固たる存在感を持つ。昨年からは、春の阪神開幕週から最終週へ施行時期が変更。NHKマイルCへの前哨戦としての役割を付与されて、出世レースの伝統は引き継がれていきそうだ。

1.差し・追い込み型が有利

 かつて開幕週に行われていた頃は逃げ・先行馬が穴を出すケースが目についたが、最終週開催に変わった昨年は差し・追い込み馬が上位を独占、先行した2番人気インディチャンプは4着に沈んだ。前週の桜花賞でも前に行って残ったのはグランアレグリア一頭。軸には力のある差し・追い込み馬を選びたい。

2.重賞挑戦の経験が活きる

 時期変更前後を通した過去10年間で、前走で重賞を使われていた馬は勝率13.6%・連対率22.7%。一方、前走で500万条件を使われていた馬は4.5%・13.6%。時期が後ろ倒しになって、クラシック路線からの転身組が増えることが予想されるから、この傾向はさらに強まる可能性が高い。

3.阪神マイルはディープインパクト

 前週の阪神では芝1600m戦が5つ行われたが、そのうち4つでディープインパクト産駒が勝利(1着同着が1レース)。残る1つは2、3着がディープインパクト産駒だった。今季の阪神の芝は時計が速い状態が続いており、最終週でもディープインパクト産駒の優位は揺らぎそうにない。


 ヴァンドギャルドきさらぎ賞で引っ掛かる面が見られたので、前走はあえて最後方で我慢する競馬に徹した。結果として前残りを許す形で3着に敗れたが、久々にこの馬本来の末脚を発揮して、次に繋がる内容だった。クラシック路線で揉まれた経験値はこのメンバーでは際立つものがある。新馬戦を快勝した阪神マイルに戻ってすっきり決めたい一戦だ。

 フォッサマグナは強敵相手の共同通信杯で4着。スピードの活かせるマイルならば重賞でも見劣りしない。ヴァルディゼールシンザン記念の勝ち馬でこれまで2戦2勝。牡馬にしてはガサのないタイプなので直線に坂がある阪神替わりが課題になる。

 カテドラル野路菊Sヴェロックスを封じ込めた実力の持ち主。ここ2走は大敗続きだが、マイルへの距離短縮で新味を見出したい。ミッキーブリランテシンザン記念3着。過去2戦2勝の阪神コースならより上の結果が期待できそうだ。以下、荒削りながらスケールの大きいユニコーンライオン、詰めの甘さは残るが素質高く見限れないミッキースピリット

前半3ハロン理論 小林誠の予想

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小林誠

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

17

相手

1

3

5

6

12

14

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

17

2着

12

相手

1

3

5

6

14

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

17

2着

6

相手

1

3

5

12

14

30通り 各100円

小林誠の見解

【混戦模様】かなり先行指向の強いメンバー構成。それに馬場も、そろそろ差しバイアスへとシフトしてきそうだ。本命は、近2走でいい差し脚を見せている17ミッキーブリランテ。条件適性の高さも目立っており、ここはいかにも面白い。相手は、12ヴァンドギャルドと06ニシノカツナリを上位に評価。混戦模様とみて、ここは手広く◎○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で勝負だ。

アグレッシブ予想 藤村和彦の予想

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藤村和彦

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

12

相手

3

10

14

15

17

18

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

10

相手

3

14

15

17

18

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

15

相手

3

10

14

17

18

30通り 各100円

藤村和彦の見解

【小波乱】ヴァンドギャルドは追われて確か。距離短縮を利してカテドラルが前進。落ち着きが出てきたユニコーンライオンも圏内。

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

14

相手

1

3

6

9

12

17

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

14

2着

12

相手

1

3

6

9

17

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

14

2着

17

相手

1

3

6

9

12

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

前走値ではほぼ90レベルの馬ばかり。100レベルを出しているのは1頭のみ。それも距離コース違いでは信用できない。かなり難しい比較の一戦となっている。距離値持っているなかでの平均値最上位◎フォッサマグナ。前走値で○ヴァンドギャルド。同距離コース92で▲ミッキーブリランテ。さらに平均値下位でも前走値97☆イベリス。△3点では足りないくらい候補馬がいる。人気薄注意のレース。

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

12

相手

1

3

11

14

15

17

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

3

相手

1

11

14

15

17

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

14

相手

1

3

11

15

17

30通り 各100円

田沼亨の見解

一連の重賞の好走からチャンスは大きい12ヴァンドギャルドが主力。長くいい脚が使えるタイプ。地力がアップしてきた現状ならチャンス。次位は3ヴァルディゼールシンザン記念の快勝から瞬発力は威力がありチャンス。▲は14フォッサマグナで先行策から抜け出しは可能。

厳選予想 ウマい馬券