11R

朝日杯FS

15:40発走 / 芝1600m (右 外 A) / 天候:晴 / 馬場:良
5回 阪神 6日目 サラ系2歳 オープン       (国際) 牡・牝(指) 馬齢 16頭
本賞金:7000,2800,1800,1100,700万円
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ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

6

相手

1

3

4

8

12

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

12

相手

1

3

4

8

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

16

相手

1

3

4

8

12

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【塗り替える】サリオスの筋肉は鋼。いざ走り出せば10秒台の高速ラップも楽々叩き出せる、世代を代表するマイラー。まずは6月のデビュー戦、東京芝マイルの前半1000mは、63秒5のスロー。11秒4-10秒9-11秒3(3Fは33秒6)というレースラップを、上り33秒1で悠々の一気差しを決めた。

 次走のサウジアラビアRCは構えは好位。前半5Fは新馬より4秒以上も速くなったにもかかわらず、ここでも11秒2-10秒8-11秒5(3Fは35秒5)というレースラップに対し33秒1を叩き出した。1分32秒7という走破時計は、一昨年のダノンプレミアムの記録を0秒3縮める、東京1600mの2歳レコードだった。

 しかも前走は熱発のアクシデントなどあり、予定より調教時計を出すのが遅くなるアクシデントもあった。2歳暮れは早くから朝日杯FSを想定。ムーアを擁し、南Wのコース追いを5F主体から6Fへと負荷を大きくしてきた。栗東トレセン近くのしがらきで育成されており、関西遠征も手慣れたもの。先週同様の良コンディションなら、阪神JF以上の時計だって出せる。

 対抗はレッドベルジュールの瞬発力。2歳6月、阪神・芝1800mで新馬勝ち。湿り加減の時計のかかる馬場で、上り3Fは推定11秒4-10秒8-11秒7(33秒9)でまとめた。線の細さを感じる造りでも、まず1勝は挙げたが、デイリー杯は、狙いすましたかのような28キロ増。少頭数のスローながら、駆け引きの多い難しいレースとなったが、上り33秒8で内一気。スケールと躍動感が他とはちょっと違った。操縦性は高く、前走後の造りも1割増し。スミヨンを背に、ピークのデキでGI獲りに出陣。

 三番手はラウダシオン。坂コースの阪神1200mの新馬を、5F通過・58秒3というHペースを踏み快勝。続く重馬場の小倉2歳Sを3着急襲。能力や馬場適性は、そこで把握できていたのだろう。もみじSは5F通過・59秒9というタフなミドルを、じっくりと後方待機。動き出しの機をうかがい、レースの上りを0秒8上回る末脚を繰り出し、最後は手綱を抑える余力でフィニッシュ。馬場は不良、4-5秒くらい馬場差を加味すると、1分24秒1という走破タイムはかなり優秀。サイズは490キロ、良馬場の時計勝負、重賞にも耐えうる気力と体力を備えている。

 コントロールはかなり難しいが、タイセイビジョン京王杯2歳Sをレコ勝ち。11秒3-11秒3-11秒5(3Fは34秒1)というレースラップを、33秒5で豪快にひと差し。理論上は1F延長のマイルもOKとなる。

 ペールエール新潟2歳S2着に続き、デイリー杯も、勝ちに行って3着に粘り込んだ。デイリー杯4着のトリプルエースは、今度は思い切って脚をタメてもいい。ジュンライトボルトは、一戦ごとにシェイプアップ。少しづつ真っすぐ走れるようになってきた。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連単フォーメーション
1着

6

12

2着

6

8

12

相手

1

2

3

6

7

8

12

14

24通り 各100円
3連単フォーメーション
1着

6

12

2着

6

7

8

12

相手

1

2

3

6

7

8

12

14

36通り 各200円
3連単フォーメーション
1着

6

12

2着

6

12

相手

7

8

4通り 各100円

須田鷹雄の見解

 中山から阪神に舞台が変わったことで、前走1400m組は以前にもまして苦しくなっている。京王杯の好走馬だけは買えるので今回も▲と△を付けているが、軸にはしづらい。

 過去の例からすると芝1600mの1勝クラスを勝ってきた馬がいればそれが本命に向くのだが、今年は不在。そうなると前走芝1600mの重賞組を評価するしかなくなる。

 馬券上の扱いは同等にするが、シルシ順は◎サリオス、○レッドベルジュールの順とした、これは枠順によるものと、◎が過去2走ある程度の通過順で回っていることによる。

 今回は1400mから来る馬が多くスピード色の強いメンバーなので道中◎が後ろになると厄介だが、それなりの位置を取れれば勝てるはず。○は12番枠からどこが取れるかだが、縦長になって2列縦隊の中団外がとれれば仕掛けやすくなるし直線の長さを生かせる。ともあれ勝つのは◎○のいずれか。配当を伸ばすのはヒモのうち人気のない馬に期待する。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

予想印
6サリオス(1人気)
15メイショウチタン(11人気)
8タイセイビジョン(2人気)
12レッドベルジュール(3人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

6

8

12

15

12通り 各400円

3連単BOX

6

8

12

15

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

高配当もズバリ! netkeiba関西本紙の予想

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netkeiba関西本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

3

相手

2

6

7

8

12

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

8

相手

2

6

7

12

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

6

相手

2

7

8

12

16

30通り 各100円

netkeiba関西本紙の見解

【波乱含み】前走を叩いて確実に良くなっている3ペールエール。その前走は1番人気だった分、やや仕掛けが早かったか。2走前のように伸び伸びと走れば、まだまだ終わってない素材。先週阪神JFの勝ち馬と同じくダイワメジャー産駒。8タイセイビジョンは距離延長が課題とされているが、前走の内容からむしろプラスに思える。反応も良くテン乗りも気にならない。6サリオスはここ2戦の入りが圧巻。ただ厳しい競馬をしていないことが大一番でどう響くか。圧勝もあり得るだけに単穴以下には落とせなかったが…。

元騎手ならではの視点、展開重視 鈴木麻優の予想

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鈴木麻優

予想印
3ペールエール(4人気)
6サリオス(1人気)

鈴木麻優の見解

※12/8時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 阪神芝1600メートルで行われる2歳限定戦。このコースは上り下りが激しく、最後の瞬発力が求められるコースなので、しまいの脚が使える子から勝負したい。本命は、ペールエールです。この子は好位置からの決め手を持っているので軸にしやすい存在。重賞でも差のないレースができていますし、力強い走りをする子なので阪神は初めてですが期待します。

競馬記者の決断 鈴木正の予想

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鈴木正

予想印
6サリオス(1人気)
12レッドベルジュール(3人気)
8タイセイビジョン(2人気)
2ビアンフェ(5人気)
3ペールエール(4人気)
16ラウダシオン(6人気)

鈴木正の見解

※12/6時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 2連勝中、サウジアラビアロイヤルCの覇者サリオスが中心。相手をクラヴァシュドールとみて馬体を併せにいき、ねじ伏せたレースぶりは迫力満点だった。現状での完成度で一枚上。デイリー杯2歳Sの勝ち馬レッドベルジュールは28キロ増で勝ち切ったことに価値がある。勝負根性も秘め、強力な対抗馬。タイセイビジョンは道中で力みながらも差し切った前走に収穫。ビアンフェのスピードはここでも警戒。

魅せるデータ力 伊吹雅也の予想

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伊吹雅也

伊吹雅也の見解

※12/8時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 9月下旬以降のレースを勝ち切っていない馬は過信禁物。「“同年9月21日以降、かつJRA、かつ芝1400m以上のレース”において優勝経験のない馬」は2014年以降[0-1-0-39]と苦戦していました。

 また「“JRA、かつ重賞以外のレース”において3着以下となった経験のある馬」は2014年以降[0-0-2-31]。戦績の安定感も重要なポイントと言えるでしょう。

 さらに「前走の出走頭数が12頭以下、かつ前走の条件が“JRA、かつ1600m、かつオープンクラスのレース”以外だった馬」は2014年以降[0-0-1-36]。前走が1マイルの重賞・オープン特別だった馬を除くと、少頭数のレースを経由してきた馬は信頼できません。

 特別登録を行った馬のうち、これらの条件をすべてクリアしているのはエグレムニサリオスレッドベルジュールの3頭だけ。いずれも素直に信頼して良いのではないかと思います。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 2歳暮れの大レースとして長い伝統を誇る朝日杯。1991年に2歳GIが牡牝で区別されて以降は、朝日杯の勝ち馬がそのままJRA賞の最優秀2歳牡馬に選出されることが続いてきた。しかし、2014年に中山から阪神にコースが変更されたのと同時に、2歳の大レースとしてもうひとつホープフルSが用意され、一昨年からはGIに昇格。朝日杯の在り方は「2歳マイル王決定戦」というものに変わってきている。

1.瞬発力勝負

 中山時代の朝日杯FSは前半3F34秒台で後半3Fは36秒台のような消耗戦になることが多かったが、阪神に変わってからは過去5回中3回で後傾ラップになっており、5回中4回で後半3Fが34秒台。近年はスローからのヨーイドンになるのが通例だ。

2.馬格がないと厳しい

 過去5年間、馬体重が459kg以下だった馬は20頭出走し未だ馬券内無し。対して、460-479kgは[2-3-1-26]で複勝率18.8%、480-499kgは[2-2-3-14]で複勝率33.3%。例は少ないが、500kg以上は[1-0-1-8]で複勝率20.0%。軽量馬は苦戦しがち。

3.マイル以下の適性

 過去5年で3着以内になった15頭の内、古馬になって1600mより長い距離を勝った経験があるのはダノンプレミアムのみ。3歳時の成績を含めても、計3頭しかいない。後に中距離馬として育っていくタイプよりは、タワーオブロンドンボンセルヴィーソアルマワイオリなど、今後1400m以下を主戦場にしていくタイプが食い込んでくるケースが多い。

 ビアンフェは今後マイルより短い距離が主戦場になっていくだろうが、早期段階の今なら問題なくこなせる範囲と見る。前走の京王杯2歳Sは休み明けで、プラス24kgが示す通りの余裕残しだったが上々のスピードを見せ2着。一叩きされたここも持ち前のスピードを活かす競馬で粘り込みを期待できるだろう。

 サリオスは乱ペースにならない限りまず勝ち負けだろうが、純粋なマイラーではないので差し届かないシーンがあっても驚かない。スケールはここでも頭一つ抜けている印象。タイセイビジョンはスタートを決めれば。気性的にもマイルはギリギリだが、例年通りのスローならこなせる。

 レッドベルジュールは前走強い内容も、鞍上の好騎乗に依る面が大きかった。トモがパンとしてくれば阪神もこなせそうだが、現状は平坦の方が良い気もする。以下、阪神変わりプラスのウイングレイテスト、堅実な先行力魅力のペールエール、まだ底が見えないラウダシオン

前半3ハロン理論 小林誠の予想

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小林誠

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

2

相手

1

3

4

6

7

8

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

2

2着

6

相手

1

3

4

7

8

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

2

2着

3

相手

1

4

6

7

8

30通り 各100円

小林誠の見解

【馬場重視】開催5日目になっても、逃げ切りが多発している阪神の芝コース。道中が緩まず、締まった流れのほうが逃げ切れるという点が面白いポイントだ。そしてこの組み合わせだと、締まった流れになる可能性が大。例年とはまったく傾向が違う馬を買うべきだろう。本命は02ビアンフェで、速力や持久力の確かさは証明済み。デキも素晴らしく、ここは大いに期待できそうだ。相手は、06サリオスと03ペールエールの2頭を上位に評価。土曜日の芝でふたケタ馬番がサッパリ来ていない点も重視して、ヒモも「内」にこだわった。波乱もあるとみて、◎○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で勝負。

アグレッシブ予想 藤村和彦の予想

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藤村和彦

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

12

相手

1

3

4

6

7

9

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

1

相手

3

4

6

7

9

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

6

相手

1

3

4

7

9

30通り 各100円

藤村和彦の見解

【小波乱】レッドベルジュールはスケールが大きい。ジュンライトボルトは右回りのこの距離が合う。サリオスはパワー十分。

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

予想印
6サリオス(1人気)
8タイセイビジョン(2人気)
12レッドベルジュール(3人気)
15メイショウチタン(11人気)
2ビアンフェ(5人気)
3ペールエール(4人気)
16ラウダシオン(6人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

6

相手

2

3

8

12

15

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

8

相手

2

3

12

15

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

12

相手

2

3

8

15

16

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

基本、右肩上がりの指数馬が活躍するレース。そのものズバリといった感じなのが◎サリオス。初戦69から2戦目104連勝というのは35アップの超ハイレベル。相手に○タイセイビジョンと▲レッドベルジュール。人気サイドだがどれも右肩上がりを示している。一発☆メイショウチタン、△ラウダシオン

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

6

相手

2

3

7

8

12

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

12

相手

2

3

7

8

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

3

相手

2

7

8

12

16

30通り 各100円

田沼亨の見解

無傷の連勝馬でスケールは超一級品の6サリオスが頂点に立つ。前走は2歳レコードで重賞初V。成長力も見込めるなら突き抜ける。次位は12レッドベルジュールで重賞勝ちの実績から能力は高く末脚は強力。▲は3ペールエールシャドーロール着用で精神面が集中。前進は必至だ。

 佐藤直文の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

3

-

6

1点 2000円

馬連流し

6

相手

8

12

2通り 各2500円

馬連流し

6

相手

2

4

7

3通り 各1000円

佐藤直文の見解

 上位組はそれぞれここで初対決となるが、サリオスに自信の◎を打つ。サウジアラビアRCのレコード勝ちは、それまでのレコードホルダーが一昨年のここを勝ったダノンプレミアムというだけでも価値は十分にあるのだが、今年の記録が凄いのは、最初の2ハロン目と最後から2ハロン目で共に10秒台のラップが刻まれている点だ。それでいて1分32秒台というのは、東京では古馬の戦いに目を向けても、ウオッカが勝ったヴィクトリアマイルしかないもだ。なおかつサリオスは、ラスト1ハロンも11秒5と止まっていないのだから、これは底知れない能力の持ち主と言っていい。

 相手は、タイセイビジョンレッドベルジュールペールエールへが本線で、以下は、ビアンフェウイングレイテストトリプルエースまで押さえる。

厳選予想 ウマい馬券