【伏兵注意】サクセッションは前走6着も気分良く行き過ぎた印象。ひと息入るも気配良く好時計勝ちの舞台で改めて。サクラトゥジュールは前走2着で脚力示す内容。使われつつ素軽さも増しており好勝負十分。ゼンノジャスタは動きの良さ目立ち距離短縮も歓迎で争覇圏。デンタルバルーンはスムーズなら初マイルでも。ドゥーベも一戦毎に良化中で、シコウやアイスシェルフなどにも注意を払いたい。

【折り合えるか】ホームの中山、慎重を心掛ければサクセッションでいける。新馬戦は重馬場で1分36秒4、上りは34秒8。馬場差などを差し引きすれば、1分35秒前半で走っていたか?すぐにも2勝クラスは見えた馬だが、アスター賞は超スローを見越し、三分三厘近くで一気にハナへ。

　ラスト3Fは11秒5-11秒1-11秒3、中山の急坂を軽々と越えた。稽古はかなり走る。前走のデイリー杯は、早めに動かしても大丈夫と、マーフィーも判断したのだろう。1000m通過は59秒7のミドル、理屈自体はあっていた。ただ、数字以上に走りにリキみが多い。6着と失速したが、関東・中山のマイル。連続して操縦不能とあれば、誰が操っても難しい馬ということだろう。

　サクラトゥジュールとの差し比べが本線。二戦目でアッサリマイルに転向。なるほど、ひいらぎ賞は反応鋭く、上りは34秒1、僅差2着。この組み合わせなら足りる。デンタルバルーンは、黒松賞を圧巻の逃げ切り。ラップ的に、8Fもギリギリ圏内。

　阪神マイルを1分34秒3で逃げ切ったドゥーベ。ラッシュアップも、心身ともに無駄をそぎ落とせれば一変あり。ハーモニーマゼランも小差。

　勝ち上がりに時間は要したが、血統のポテンシャルからすればオープンへ行ってもおかしくない◎ドゥーベ。ここは実質1勝クラスのメンバーだし、枠順も良い。

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【順当】6サクセッションは前走ひと息でもこの条件なら首位争いが濃厚。9サクラトゥジュールは前走惜敗でも引き続き注目できる存在だ。7ゼンノジャスタは前走大敗でもコース替わりで流れに乗れれば善戦がありそう。2ドゥーベは相手強化だが決め手なら上位争いに加われる。13デンタルバルーンは距離延長がカギだが再度の粘り込みに少々警戒。8ハーモニーマゼランはひと息入ったが流れ込む余地なら考えられる。

【小波乱】ハーモニーマゼランは臨戦過程がよく状態も良好。ゼンノジャスタはレースがうまい。潜在能力が高いサクラトゥジュールも圏内。

初戦値75から2戦目94での連勝をしている▲デンタルバルーン。これが同距離であれば圧倒の軸馬となるのだがマイルが初。距離持つかもしれないが▲評価が妥当なところか。ならば○サクセッションが同距離コース86持っている。しかし80レベルから上がっていない点が問題。ならば2戦目で同距離コース89出した◎サクラトゥジュールを狙ってみる。一発☆ラッシュアップ。

自己条件なら地力で勝る6サクセッションが有力。スピード能力は高く額面通りならチャンス。対抗は13デンタルバルーンで先行策から好走は可能。