【熟成完了】シヴァージの四肢・腰回り充実。本格化前の主戦場はダート、[4531]という結果も残した。芝も時計のかかる馬場なら掲示板にも顔を出すようになったが、福永Jを背に上がり33秒6で一閃した、シルクロードSを期に確変。高速決着の安土城Sを1分19秒3で2着に追い上げ、スプリンターズSは1分7秒4で3着。中山の急坂を57キロでパワフルに伸びてきた。阪神コースは久しぶりだが、良績のない以前とは馬が違う。中間坂路・コース追いを交えハードに造り込んでいる。

　第一目標は3歳馬レイハリア。こちらも進発はダート。芝は平坦の重馬場要員かなと思わせたが、葵Sを1分8秒1で勝ちキーンランドCで古馬を振り切った。確たる持ち時計はないが、今季の阪神は少し重い。理想とする1分8秒台の決着になるだろう。オールアットワンスは、葵S3着から成長急、アイビスSDを急襲。次回はここと定め成長を促し、南Wで7F追いを悠々こなせる体力が付いた。GIは少し荷が重いが、GIIIならラヴィングアンサーの決め手。阪神1200mは[1011]、比較的安定している。58キロのぶん連下としたが、ライトオンキューの地力も要警戒。タイセイビジョンはスプリンターズSで最速の上がりをマーク。ツボにハマれば一発がある。

　京阪杯における前走スプリンターズS組は過去10年で[1-0-1-18]。今年は7頭もいるのでどれかが絡んではくるだろうが、馬券の中心には据えたくない。軸馬の理想は「上がり馬か前走オープン特別組で差し馬」なのだが、○サヴォワールエメや▲レイハリアは前に行くクチ。阪神施行なので差し馬にこだわりたいという意味でセントウルS組だが◎シゲルピンクルビー。展開がハマる必要はあるが久々の阪神は面白いと思う。

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【混戦模様】前走スプリンターズS3着という結果よりも、道中置かれず先行できたことに驚かされた6シヴァージ。前走は展開が向いたわけでもフロックでもない。吉田隼人騎手となら、前に行けるということを素直に評価する。5タイセイビジョンは外を回らされた時点で前走はジエンド。阪神では2勝を挙げている。2エイティーンガールは今回ハマりそう。

※11/21時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

　阪神芝1200mで行われるGIII戦。このコースはほかのスプリントコースに比べて割と差しが決まりやすいコースですから、先行力だけでなく粘り強さや瞬発力を持っている子を中心視して選びたいです。本命視しているのは、レイハリアです。葵Sの頃から注目している子で、前走は古馬相手のキーンランドCで堂々の重賞制覇。3歳馬で負担重量が53キロで挑める点もよく。粘り強さが魅力の子なのでこの舞台への適性も期待できますから楽しみです。

※11/21時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

　タイセイビジョンに白羽の矢を立てた。阪神では朝日杯でサリオスの2着。アーリントンCを完勝した。近走は勝負どころで狭くなったり、スタートが悪かったりとかみ合わないが、いつ連対圏に飛び込んでもおかしくない地力の持ち主。レイハリアは未勝利突破を含め4連勝。重量の恩恵もあったが、いいスピードも備えている。ここが試金石。シヴァージはスプリンターズS3着。調教と実戦が直結するタイプで直前の動きは必見。シゲルピンクルビーも怖い。

※11/21時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

　前走好走馬と、今回よりやや長い距離の重賞で好走してきた馬が中心。京都芝1200m内で施行されていた2019年以前を含め「前走の着順が5着以下、かつ“前年以降、かつJRA、かつ1400m、かつ重賞のレース”において2着以内となった経験がない馬」は2015年以降[1-1-0-57]と安定感を欠いていました。

　今年のメンバー構成なら、シヴァージ・シゲルピンクルビー・ミッキーブリランテ・レイハリアあたりが楽しみ。「父にノーザンダンサー系種牡馬を持つ馬」は2015年以降[4-1-5-14]と堅実だったので、シヴァージは素直に信頼して良いと思います。

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

　今年もジャパンCが終わった後の阪神最終12Rで開催される。サマースプリントシリーズから続いた1200m重賞路線がスプリンターズSで一段落し、それ以来初めてのスプリント重賞ということで、翌年に向けた短距離路線の出発点とも考えられるレース。

1.時計が掛かる

　過去10回で勝ち時計が1分8秒0を切ったのは2回だけ。阪神で行われた昨年も、良馬場ながら1分8秒2の時計が掛かった。今年も連続開催の影響で馬場に痛みが生じていて時計が掛かる公算が大きいため、春先や夏場の高速馬場で活躍していた馬よりは、タフな馬場状態で良績の多い馬を重視したい。

2.前走スプリンターズS組に妙味なし

　前走がスプリンターズSの馬は、過去10年で[1-0-1-18]で複勝率10.0％と苦戦。昨年はレッドアンシェルが2番人気で14着、一昨年はモズスーパーフレアが1番人気で8着、18年はアレスバローズが3番人気で10着、ワンスインナムーンが2番人気で15着など人気を裏切るケースも多い。

3.サンデー系の人気馬は当てにならない

　父サンデーサイレンス系の上位人気馬の凡走が多いレース。例えば、昨年は2番人気のレッドアンシェルが14着、18年は3番人気のディープインパクト産駒アレスバローズが10着、17年は1番人気のダイワメジャー産駒ソルヴェイグが9着、14年は1番人気のディープインパクト産駒レッドオーヴァルが9着に終わっている。

　ライトオンキューは一昨年の当レースを制するなど、タフな馬場状態の1200mで活躍してきた馬。今回は鼻出血の影響で大敗を喫した3月の高松宮記念以来となるが、調教で好時計をマークするなど仕上がりは良さそう。阪神は問題なくこなせるはずで、復帰戦から勝ち負けを期待。

　シゲルピンクルビーはここまでの実績やシゲルピンクダイヤの妹という血統背景からして、タフな馬場状態に適性がありそう。阪神替わりもプラスで巻き返しを期待したい。アストラエンブレムは昨年のラピスラズリSの内容からして、現状は冬のスプリント戦が狙い目。8歳でもまだまだ元気で一発駆けがあっても驚けない。

　レイハリアはキーンランドCで古馬を降しているが、展開と斤量に恵まれた面が大きかったので今回が試金石になりそう。展開次第では脆さが出るかもしれない。以下、前走は斤量利があったにせよ好内容だったオールアットワンス、CBC賞はレコード勝ちもタフな馬場にも対応可能なファストフォース、ローテーションがどうかも末脚上位のシヴァージ。

【先行有利】芝のスプリント戦とは思えないほど、先行指向が弱い組み合わせ。前残りの展開となる可能性が十分にある。本命は07ファストフォースで、G1の前走は大敗に終わったが、ここならば巻き返せるはずだ。相手は、06シヴァージと15レイハリアの2頭を上位に評価。ここは手広く、◎○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で、高配当を狙っていきたい。

【小波乱】アイラブテーラーは追われて確か。地力があるシヴァージ。ラヴィングアンサーは集中力がアップ。

GIII京阪杯。芝1200m戦。たまに大荒れする重賞。2桁人気馬も平気で割り込んでくる傾向アリ。それでも近年はキーンランドC経由馬が好走傾向。今年は平均値最下位だが◎レイハリアを軸抜擢する。前走値高いのはスプリンターズS組。まずは○シヴァージ。前走値106で▲オールアットワンス。一発に☆サヴォワールエメ。

スプリンターズS3着馬6シヴァージが主力。叩いた効果は十分で持ち味の末脚が全開する。次位は7ファストフォースで先行策から巻き返しは十分。▲は15レイハリアで好位で流れの乗れれば好走は可能。