11R

ジャパンC

15:40発走 / 芝2400m (左 C) / 天候:晴 / 馬場:良
5回 東京 8日目 サラ系3歳以上 オープン       (国際)(指) 定量 17頭
本賞金:25000,10000,6300,3800,2500万円
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レース回顧

■新女王ジェンティルドンナが、オルフェーヴルを破る

 スタートはややバラついたが、13番ルーラーシップと11番ジャッカルベリーが1馬身半ほどの遅れ。17番オルフェーヴルもまずまずの飛び出し。正面スタンド前での先行争いは、好枠生かして1番ビートブラックが押してハナを窺い、外から15番ジェンティルドンナが積極的に2番手へ。さらには16番トーセンジョーダンも昨年同様に前へ行って、先団はこの3頭で最初のコーナーワーク。

 1?2コーナー回って2馬身差で単独先頭はビートブラック。続いて内にジェンティルドンナ、外トーセンジョーダンが並んで2.3番手。1馬身半差で、内に4番フェノーメノ、14番ソレミアも前目に付ける。その後1馬身差で2番スリプトラ、9番オウケンブルースリ、5番マウントアトス、8番エイシンフラッシュと続く。1馬身差で12番ローズキングダム、半馬身差で内からルーラーシップ、6番レッドカドー。そしてオルフェーヴルは中団の外目を追走。後方にかけては、10番ダークシャドウ、11番ジャッカルベリーとなって、1馬身差で3番ジャガーメイル。2馬身差の最後方に7番メイショウカンパクという展開となった。

 単騎で逃げるビートブラックの前半1000m通過は60秒2と、最終週でも好タイム連発の馬場からすれば予想された通りのスローペース。3?4コーナーにかけてはビートブラックが後続に10馬身ほどの大きなリードを広げ、中団にいたオルフェーヴルもその間に2番手グループの圏内へ。この一団にはローズキングダム、ソレミア、トーセンジョーダン、ジェンティルドンナ、フェノーメノなどが固まって、4コーナーからいよいよ最後の直線へ。

 残り400mでビートブラックのリードが4馬身ほどに縮まり、ここで2番手には外からオルフェーヴルが抜群の手応えで浮上。内には差が無くトーセンジョーダン、最内ジェンティルドンナの3頭が前を追う形。その後ろはソレミア、ローズキングダム、フェノーメノ、エイシンフラッシュなど。残り200mでビートブラックを交わし、抜け出しを図ったのは内でジェンティルドンナ、外からオルフェーヴルの激しい叩き合いへ。後ろの3着争いは3馬身ほど離れ、外からルーラーシップ、その内から連れてダークシャドウ。この争いにはフェノーメノもいるが、手応えはやや苦しい。残り100m。前は内のジェンティルドンナと外のオルフェーヴルの2頭が全く譲らずに並んでゴールを目指し、残り50m、30m、20m、10mと手に汗握るつば競り合い。結局、ゴールまで全く並んで入線し、決勝線では内のジェンティルドンナが僅かにハナが出て、3歳牝馬ジェンティルドンナが優勝。オルフェーヴルも負けて強しの堂々2着。2.1/2馬身差の3着争いは2頭並んだが、外のルーラーシップがアタマ差先着。内のダークシャドウが4着。さらに2.1/2馬身差5着にフェノーメノ。凱旋門賞馬ソレミアは13着惨敗。勝ちタイム、2分23秒1(良)。

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