11R

金鯱賞

15:35発走 / 芝2000m (左 A) / 天候:晴 / 馬場:良
3回 中京 1日目 サラ系3歳以上 オープン       (国際)(特指) 別定 12頭
本賞金:6000,2400,1500,900,600万円
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レース回顧

■オーシャンブルーがレコードで重賞初制覇

 スタートは10番サトノギャラントが1馬身出遅れた程度で、ほか11頭は横一線。先行争いは、好スタートの1番ダノンバラードがハナに立ち、2番手に2番アスカクリチャン。これに3番コスモオオゾラ、8番アーネストリーが続いて1コーナーへと入っていく。2コーナーを回り、1馬身差で先頭はダノンバラード。続いてアスカクリチャン、その後ろは1馬身差で7番エアソミュール、コスモオオゾラと続いて、1馬身差で11番トウカイパラダイスが5番手。殆ど並ぶ形で、最内に9番ダイワマッジョーレ、外アーネストリーが中団を形成。1馬身差の8番手に6番オーシャンブルー、さらに半馬身間隔で12番クレスコグランド、5番アドマイヤラクティと続いていく。後方は2頭で、サトノギャラント、最後方追走が4番ロードオブザリングという隊列となった。

 先手を奪ったダノンバラードのペースは前半1000m通過61秒6と開幕週の良馬場を踏まえるとゆったり目の流れとなり、レースは後半追の瞬発力勝負の様相。

 大きな3?4コーナー回って長い直線に入ると、逃げるダノンバラードにアスカクリチャン並びかけ、その後ろからトウカイパラダイスと最内にエアソミュールもこの圏内。外はアーネストリー。残り300mで坂を駆け上がるところ、内から2頭目でダイワマッジョーレが一気に先頭を奪う脚色で浮上、連れて同じ進路からオーシャンブルーが前を呑み込む勢いで急接近。外はやや離れてトウカイパラダイスなどだが、残り100mで抜け出したのがオーシャンブルー。最内ダイワマッジョーレは2番手で踏ん張る。ごった返した3着争いは、大外からアドマイヤラクティと中のトウカイパラダイスの接戦。ゴール前で3/4馬身ほど抜けたオーシャンブルーが重賞初勝利。2着はダイワマッジョーレ。3着は追い込んだアドマイヤラクティ。4着トウカイパラダイス、5着はクレスコグランド。サトノギャラントは追込み不発の6着、逃げたダノンバラードは潰れて8着、G1ホースのアーネストリーは見せ場なく8着。勝ちタイム2分0秒4(良)のコースレコード。

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