11R

札幌記念

15:25発走 / 芝2000m (右 C) / 天候:小雨 / 馬場:重
4回 函館 2日目 サラ系3歳以上 オープン       (国際)(特指) 定量 16頭
本賞金:6500,2600,1600,980,650万円
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レース回顧

■極悪馬場も何のその、豊&トウケイヘイロー6馬身差圧巻逃げ切りV

 スタートでは各馬一団での飛び出すも、正面スタンド前での先行争いを外から制して14番トウケイヘイローが単独先頭に立ち、2番手グループは8番アンコイルドと16番アイムユアーズが並走、皐月賞馬の11番ロゴタイプもこの直後へ取り付いて、各馬が1コーナーへと入っていく。2コーナーを回りながら、ペースを握ったトウケイヘイローのリードは1馬身半。これに差がなくアイムユアーズとアンコイルドが続き、1馬身差の4番手でロゴタイプが追走する。その後ろは1馬身差で10番ネコパンチ、13番アスカクリチャンの順で先行グループはこの辺りまで。中団にかけては、2馬身差で9番ホエールキャプチャ、15番エアソミュール、6番マルセリーナ、1番タッチミーノット、12番レインボーダリアが固まって追走する。これに1馬身差で3番ルルーシュ、5番トーセンジョーダンも加わっていく。1馬身差の後方勢は、7番ラブイズブーシェと2番オールザットジャズ。3馬身半離れた最後方追走が、4番ネヴァブションという隊列で向正面を続々と通過していった。

 道悪の今回もペースを握ったトウケイヘイローのラップは、前半4F49秒0、同5ハロン61秒7という掲示も、大雨でぬかるむ非常に重たい馬場を踏まえれば、淀みないペースだったか。快調に逃げるトウケイヘイローが残り800mを過ぎたあたりでまた後続との差を広げにかかり、これに呼応する形で3番手から前を追う形でロゴタイプが浮上してきたが、この隙にさらにリードを広げるトウケイヘイローが、後続を5?6馬身ほどは離して4コーナーに突入。もうあたりでは、後続馬が苦しむこの日の馬場状態からしても、完全に勝負あり。

 直線に向いても、やはりトウケイヘイローの末脚は鈍ることなく、ゴールまで鞍上の武豊とのワンマンショー。内を掬って2着へと浮上したアスカクリチャンに、最後は6馬身差をつける圧逃劇を披露し、重賞3連勝の優勝ゴールイン。4馬身離れた3着にアンコイルド、4着にはアイムユアーズ、皐月賞馬ロゴタイプは5着に入るのが精一杯だった。勝ちタイムは2分6秒5(重)。

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