11R

新潟大賞典

15:20発走 / 芝2000m (左 外 B) / 天候:晴 / 馬場:良
1回 新潟 2日目 サラ系4歳以上 オープン       (国際)[指] ハンデ 16頭
本賞金:4000,1600,1000,600,400万円
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レース回顧

■パッションダンスが接戦を制して重賞初制覇

 向正面の長いバックストレッチを駆ける道中の先行争いは、外から15番ダンツホウテイが押してハナを奪う。2番手にすんなりと14番テイエムアンコール、3・4番手で8番コスモファントム、11番パッションダンスが続き、その後ろで7番アドマイヤタイシ。中団にかけては、16番サトノアポロ、10番アスカクリチャン、9番ローズキングダム、さらには6番マイネルスターリー、1番ヴェルデグリーンが一団となって進む。後方各馬も差はなく、3番サクセスパシュート、13番セイクリッドバレー、2番ナカヤマナイト、5番スマイルジャックもこの圏内。そして後方2番手を追走する4番ダコール、最後方追走が12番ダノンヨーヨーという展開で、外回りコースの3コーナーへと入っていく。

 単騎で飛ばす形になったダンツホウテイのペースは淀みなく流れて、前半4F46秒1、同5F58秒0と終始一貫したラップを刻み続けるハイペースに近い形。この流れに乗りつつ、折り合いに専念する各馬という隊列構図となって、先頭は早くも残り800mを過ぎて長い直線コースへと向いてくる。

 直線半ばの残り400mまでは先頭ダンツホウテイのままも、さすがにバテて後退し、残り350mで前を捕らえて先頭に躍り出たパッションダンス。連れるようにして、アドマイヤタイシも追い込んできた。以下はやや離れるような形で、残り150mあたりでは上位2頭が完全に絞られる形。横一線に広がった3着争いは混戦模様となって、ナカヤマナイト、ダノンヨーヨーなどが圏内だが、残り100mでダコールが内から脚を伸ばしての3番手に浮上。前はゴール板まで内外離れての大接戦となるが、内のパッションダンスがハナ差で外のアドマイヤタイシを抑えて重賞初制覇の優勝ゴールイン。2頭から3馬身差の3着にダコール、4着にサトノアポロで、人気の中心ナカヤマナイトは伸び脚を欠いて5着。GIウイナーのローズキングダムは見せ場なく11着。勝ちタイムは1分56秒9(良)。

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