11R

オークス

15:40発走 / 芝2400m (左 B) / 天候:晴 / 馬場:良
2回 東京 10日目 サラ系3歳 オープン       (国際) 牝(指) 定量 18頭
本賞金:9700,3900,2400,1500,970万円
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レース回顧

■9番人気メイショウマンボV、武幸四郎騎手は6年7か月ぶりGI制覇

 スタートは5番デニムアンドルビー、8番ブリリアントアスク、15番セレブリティモデルがダッシュ付かずに後方から。注目の先行争いは、果敢に逃げの手に出る14番プリンセスジャックに、大外から好スタートの18番トーセンソレイユ、中から11番クラウンロゼ、6番サクラプレジールも先行争いへと取りついて、1コーナーへと入っていく。2コーナーを回り、向正面での隊列は先頭16番クロフネサプライズ、やや開いて2番手サクラプレジール、差がなくトーセンソレイユが並走状態。その後ろは3馬身差でクラウンロゼ、1馬身差で7番ティアーモと12番フロアクラフト、さらに2馬身半差で10番リラコサージュ、半馬身差で13番エバーブロッサム、さらに1馬身半差で17番スイートサルサ、4番アユサン、3番メイショウマンボが並んで中団グループを形成して、ここまで先頭から15馬身ぐらいでかなり縦長の隊列に。2馬身差の後方各馬は、9番ローブティサージュ、1番レッドオーヴァルと並び、さらに3馬身差でプリンセスジャック、1馬身差で2番ブリュネット、半馬身差でセレブリティモデル、これに外からデニムアンドルビーが並びかけて、1馬身差の最後方追走ブリリアントアスクという、先頭からお終いまでの馬群全長は20?30馬身ほどにもなって3コーナーを目指していく。

 逃げたクロフネサプライズのペースは、終始淀みなく流れて前半4F通過は47秒7、同5F通過が59秒6と厳しめのラップを踏む形で、3歳牝馬には過酷な2400mは非常にタイトな流れとなった。3?4コーナーにかけては、最大で10馬身ほど離れていた2、3番手と先頭との差が一気に縮まり、後方勢も各馬が先団へと取り付く構えをみせて4コーナーを回ってから最後の直線へと向いてくる。

 直線に入り残り400mでは、逃げるクロフネサプライズがここで一杯の様相。これを目がけて各馬が横に広がっての激戦模様となるが、その中でも勢い優勢だったメイショウマンボが、残り300mで一気に先頭へと躍り出る。2番手争いは、連れて外からエバーブロッサムが追い上げてきた。その後ろは、内からアユサンがしぶとく脚を伸ばしてゴールまで残りは175m。直線半ばで早目の先頭に立ったまま、勢い衰えぬメイショウマンボの武幸四郎が、懸命に手綱をしごいて久々のGI制覇へ向けて執念のラストスパート。これにエバーブロッサムも負けじと追いすがるが、抜け出してからの1.1/2馬身差をキープしたメイショウマンボがそのまま押し切って優勝ゴールイン。1.1/4馬身差の2着にエバーブロッサム、3着は最後に入れ替わって、後方待機策のデニムアンドルビーが浮上。桜花賞馬アユサンは粘れずの4着、5着には17番人気フロアクラフトが入った。厳しいペースで逃げたクロフネサプライズは失速して12着、桜花賞2着馬レッドオーヴァルは17着に惨敗。勝ちタイムは2分25秒2(良)。

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