11R

府中牝馬S

15:45発走 / 芝1800m (左 A) / 天候:晴 / 馬場:良
4回 東京 5日目 サラ系3歳以上 オープン       (国際) 牝(指) 別定 13頭
本賞金:5100,2000,1300,770,510万円
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レース回顧

■ホエールキャプチャ、好位から抜け出して1年5ヶ月ぶりの勝利!

 各馬一斉に揃ったスタートを切る。まず7番コスモネモシンがスッとハナに立ち、外から並びかけた13番ドナウブルーが控えて2番手に付ける形。3番手の外目には11番ホエールキャプチャ、その内の4番手に3番スイートサルサが付ける。その後ろに5番ハナズゴールがやや引っ張る形で追走、その内に2番マルセリーナ、半馬身差の外には6番マイネイサベルが続く。1番ミッドサマーフェアは抑えて中団後方、その半馬身差外に10番レインボーダリアが付け、1番人気の4番アロマティコはその2頭に挟まれる形。その半馬身差外に12番パワースポット、内に9番スピードリッパーが追走し、8番ゴールデンナンバーが最後方という隊列となった。

 コスモネモシンが刻んだラップは前半4F51秒0、同5F63秒8という超スローペースで、4角手前で2番手に付けていたドナウブルー、3番手のホエールキャプチャが逃げるコスモネモシンに早めに並びかけてきて、最後の直線へ。

 直線に向くと、激しく手が動くコスモネモシンとドナウブルーの外に、楽な手応えと抜群のスピード感でホエールキャプチャが抜け出しに掛かる。内目の4番手からスイートサルサも脚を伸ばす。その後ろからハナズゴールが伸びかけるが、なかなか前との差が詰まらない。後方からはマイネイサベルが脚を伸ばす。ただ、前との差は既に決定的にものになっていて、ホエールキャプチャが残り200mで先頭に立つと、一旦はホエールキャプチャに交わされて失速しかけたドナウブルーが巻き返してきたが、最後はこれを半馬身抑えてホエールキャプチャが優勝。3着には終始内でしぶとく伸びたスイートサルサが入線した。マイネイサベルは良く脚を伸ばしたがゴールデンナンバーと同着の4着まで、アロマティコも中団後方から伸び切れずマルセリーナと同着の7着、ハナズゴールは9着という結果になった。勝ちタイムは1分48秒8。レースの上がり3ハロンは32.8秒と、後ろで構えた馬にとっては厳し過ぎる流れとなった。

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