11R

AJCC

15:35発走 / 芝2200m (右 外 C) / 天候:晴 / 馬場:良
1回 中山 7日目 サラ系4歳以上 オープン       (国際)[指] 別定 12頭
本賞金:6000,2400,1500,900,600万円
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レース回顧

■直線斜行でヒヤリ…、ダノンバラードが久々の重賞V

 スタートでは、9番ルルーシュが1馬身ほど出遅れる形。正面スタンド前の先行争いは、外から11番ネコパンチが注文通りに先手を奪ってリードを取り、1コーナーへと入る。2番手争いは落ち着いて、6番ゲシュタルト、10番マルカボルト、5番トランスワープあたりが先行態勢。奥深い2コーナーから向正面にかけては、ネコパンチが後続に10馬身近くの大逃げを打つ形。離れた2番手グループにはゲシュタルト、1馬身差でマルカボルト、さらに1馬身差でトランスワープ。さらに2馬身差の中団にかけては、12番サンテミリオン、3番ダノンバラードが並走。さらに1馬身差で、8番シンゲン、ルルーシュが差が無く続く。3馬身差の後方各馬は、ポツンと4番アドマイヤラクティ、その後で2馬身離れた2頭は、1番サトノアポロ、2番マカニビスティー、最後方に7番トップカミングという形。

 先手を奪ったネコパンチが終始単騎逃げ、10馬身近く引き離して飛ばす展開は、前半5F通過59秒7と淀みないが、離れた2番手以下は60秒台後半での入りで実質はスローな流れ。3コーナーナー付近では、ネコパンチが早くも苦しくなり後退、4コーナー手前では馬群が一団。先頭はゲシュタルトに変わり、マルカボルト、ダノンバラードが浮上して最後の直線へ。

 坂下では、早くもダノンバラードが外から一気に抜け出して先頭、2着争いは内からゲシュタルト、トランスワープなどが差を詰めて迫るが、この時にダノンバラードが急に内側へとササるような格好に。直後につけて2番手を窺ったトランスワープ、さらもゲシュタルトもこれに煽りを受ける形で完全に進路が塞がれた。これを尻目に、先頭のダノンバラードがさらにリードを広げて、結局3馬身差をつけて後味最悪の優勝ゴールイン。2着は内でまたしぶとく脚を使ったトランスワープが2着、ゴチャついた間に外から差を詰めたアドマイヤラクティが3着。サトノアポロが4着。マカニビスティーが5着。人気の中心ルルーシュは伸び脚なく7着。勝ちタイムは2分13秒1(良)。

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