■メイショウナルトが鮮やかに逃げ切り、約11ヶ月ぶりの重賞制覇
各馬概ね揃ったスタート。まずはダッシュ良く2番メイショウナルトがハナを奪う。1番ミキノバンジョー、3番ダイワファルコン、7番マイネルラクリマ、15番ラブリーデイ、16番アドマイヤブルーらが続いて最初のコーナーへ入る。
2コーナーを回って先頭は依然メイショウナルト。アドマイヤブルー、ミキノバンジョー、マイネルラクリマと縦に続き、その後ろにダイワファルコンとラブリーデイが並び先団を形成。3?4馬身開いて12番グランデスバルと5番コスモバルバラが並び、その外を14番ロードオブザリングが追走。半馬身差のインに4番ニューダイナスティ、1馬身差で9番オートドラゴンが続き、その後ろに8番ダコール、10番マデイラ、13番ヴィクトリースター、6番イケドラゴンらが固まり、さらに1馬身差の最後方が11番セイカプレストとなった。
快調に逃げるメイショウナルトの1000m通過タイムは58.9秒。メイショウナルトは3?4コーナーでその差を4?5馬身ほどに広げて最後の直線に臨む。
直線に入り、メイショウナルトを最内突いたニューダイナスティや、ミキノバンジョー、ダイワファルコン、マイネルラクリマらが追うが、なかなか差は縮まらない。結局そのままメイショウナルトがゴールまで押し切り、昨年の小倉記念以来、約11ヶ月ぶりとなる勝利を挙げた。1.3/4馬身差の2着争いは、内で伸びたニューダイナスティに軍配が上がった。3/4馬身差の3着はマイネルラクリマ。ダコールは最後よく追い上げて4着、ラブリーデイは6着だった。勝ちタイムは1分58秒7(良)。