11R

天皇賞(秋)

15:40発走 / 芝2000m (左 B) / 天候:晴 / 馬場:良
4回 東京 9日目 サラ系3歳以上 オープン       (国際)(指) 定量 18頭
本賞金:13200,5300,3300,2000,1320万円
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レース回顧

■スピルバーグが大外一気V!またも重賞未勝利馬がGI制覇!

 スタートでは10番ペルーサが出遅れ。まずは13番カレンブラックヒルが押してハナを切り、これに外の18番マイネルラクリマ、好スタートを切った1番ジェンティルドンナと続いて2コーナーのカーブに入る。

 向正面に入り、先頭は依然カレンブラックヒルで、1馬身差でマイネルラクリマが続く。2馬身離れてジェンティルドンナ、そのすぐ外を5番イスラボニータが追走。1馬身差で7番サトノノブレスと14番マーティンボロ、その直後に6番ダークシャドウ、11番ラブイズブーシェ、5番エピファネイア、16番トーセンジョーダンらがひとかたまりとなっている。この一団の後ろに3番デニムアンドルビー、8番ディサイファ、9番フェノーメノがほぼ横並び。1馬身後ろに4番スピルバーグ、さらに1馬身差で2番ヒットザターゲット、その後ろに12番フラガラッハと17番アスカクリチャンが並んで、一頭離れた最後方がペルーサとなった。

 前半1000mの通過タイムは60.7秒。3?4コーナーに入って各馬の差は更に詰まり、ひとかたまりとなって最後の直線に入っていく。

 直線に入り、まずは逃げるカレンブラックヒルをマイネルラクリマ、イスラボニータ、ジェンティルドンナが追うが、ジェンティルドンナは前のカレンブラックヒル、最内を突いてきたサトノノブレス、外のマイネルラクリマに囲まれる形で窮屈になってしまった。その後ろも内目はゴチャついており、デニムアンドルビー辺りは脚があっても出られない状態。一方、大外に出したスピルバーグは一気に脚を伸ばしている。残り200mを切ったところでイスラボニータが先頭に立ち、カレンブラックヒルは後退。ジェンティルドンナがその内をなんとか抜け出してイスラボニータに並びかけるが、ここで外からスピルバーグが強襲。一気に人気のGI馬2頭を交わしてゴール板を駆け抜け、初めての重賞勝利にしてGI制覇を果たした。3/4馬身差の2着はジェンティルドンナとイスラボニータの争いとなったが、ジェンティルドンナに軍配が上がった。アタマ差でイスラボニータが3着。フェノーメノは中団追走からいいところなく14着に終わった。勝ちタイムは1分59秒7(良)。

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