10R

有馬記念

15:25発走 / 芝2500m (右 A) / 天候:晴 / 馬場:良
4回 中山 8日目 サラ系3歳以上 オープン       (国際)(指) 定量 16頭
本賞金:20000,8000,5000,3000,2000万円
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レース回顧

■ジェンティルドンナV! 7つ目のGIタイトルを手にして有終の美を飾る

 スタートでは8番メイショウマンボが遅れ、最後方からの競馬となった。まずは押して押して2番ヴィルシーナがハナを切る。1馬身半差で13番エピファネイア、その内に4番ジェンティルドンナが続く。直後に1番トーセンラー・5番ラキシス・6番トゥザワールドが並び、1馬身差の外を14番ゴールドシップが追走。差がなく3番ワンアンドオンリーと10番フェノーメノ、その後ろに7番ラストインパクト、11番サトノノブレス、15番ジャスタウェイが固まって、9番ウインバリアシオン、16番オーシャンブルー、12番デニムアンドルビーが続いて、最後方がメイショウマンボとなった。

 先頭からシンガリまで差のない隊列で1周目のスタンド前に入り、各馬ゴール板を通過して2周目の1コーナーに入っていく。1000mの通過タイムは63秒。2周目2コーナーに入って、ヴィルシーナのリードは3馬身、2番手エピファネイアと3番手ジェンティルドンナとの差も4馬身と一旦広がっていたが、3コーナーに入ってエピファネイアがヴィルシーナを交わしにかかり、その直後にジェンティルドンナも上がってきて、外からはゴールドシップが一気に進出と、再び各馬固まって最後の直線に入っていく。

 直線に入って、まずは先頭にかわったエピファネイアをジェンティルドンナ、ラキシス、ゴールドシップが追う。内で狭いところを割っているトゥザワールドもこの上位争いに加わる勢いで、ジャスタウェイも大外から懸命に脚を伸ばしている。残り200mを切ってもエピファネイアがしぶとさを見せていたが、ここで外からジェンティルドンナが並びかけてきた。直後にトゥザワールドとゴールドシップも迫る。ゴール前に差しかかり、ついにジェンティルドンナが一歩抜け出す形に。トゥザワールドとゴールドシップもエピファネイアを交わし、ジャスタウェイもここで猛烈に追い上げてきたものの、いずれも2着争いまでというところで、ジェンティルドンナが先頭でゴールイン。ラストランとなったここを見事に制し、有終の美を飾った。3/4馬身差の2着争いはトゥザワールドに軍配が上がり、ハナ差3着がゴールドシップ、さらにクビ差4着がジャスタウェイ、そのまたさらにハナ差の5着がエピファネイアとなった。勝ちタイムは2分35秒3(良)。

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