■ディアデラマドレが差し切りV　母娘同一重賞制覇を達成！

　各馬概ね揃ったスタートで、若干3番レーヴデトワール辺りが遅れたか。まずは11番サンシャインが押して押して先手を取った。これに8番マイネオーラム、15番ケイティバローズ、9番バウンスシャッセなどが続いて、ゴール板を通過し最初のコーナーに入る。

　2コーナーに入り、先頭は依然サンシャイン。1馬身差でケイティバローズ、さらに1馬身差でマイネオーラムと18番フレイムコードが続く。1馬身半開いて7番リメインサイレント、その外にバウンスシャッセ、この2頭の後ろを6番コスモバルバラ、5番コーディリア、10番シャトーブランシュが追走。1馬身差で2番キャトルフィーユ、1馬身半開いて1番パワースポットと14番イリュミナンス、さらに2馬身後ろに4番サトノジュピターと12番フーラブライドが並ぶ。また1馬身半開いて13番ディアデラマドレと16番アイスフォーリス、2頭の外に17番スイートサルサが続いて、さらに2馬身後ろの最後方がレーヴデトワールとなった。

　前半1000mの通過タイムは63.1秒。3?4コーナーに入って縦長だった馬群は一気に縮まり、横に大きく広がって最後の直線に入る。

　直線に入り、前はサンシャイン、マイネオーラム、フレイムコードらが横一線となるが、これらを馬場の中ほどから内に切れ込んできたキャトルフィーユや、外のシャトーブランシュが捕まえにかかる。キャトルフィーユの内に入ろうとするパワースポットや、大外のスイートサルサも伸びており、ディアデラマドレも馬群を割って上がってきた。残り200mでキャトルフィーユが先頭に立ち、100mを切っても粘っていたが、ここでディアデラマドレが一頭違う脚色で馬群を抜けて、一気にキャトルフィーユも交わしさってゴール。2007年の本レースを制した母ディアデラノビアとの母娘同一重賞制覇を達成した。1馬身差の2着はキャトルフィーユ、さらに1/2馬身差の3着はスイートサルサとなった。フーラブライドは6着だった。勝ちタイムは2分4秒4(重)。