■マイネルフロストがゴール前の接戦制し重賞初制覇
スタートでは9番パドルウィールが大きく出遅れ。3番カゼノコも遅れ後方からとなった。まずは4頭の先頭争いとなったが、これを取り切ったのは5番アドマイヤヤング。差はなく7番リーゼントロック、10番デビル、2番エイシンブルズアイと続いて先団を形成。1馬身半差で8番サングラス、半馬身差の内に1番マイネルフロストが続き、その外を11番シンガンが上がっていく。1馬身開いて4番ピークトラム、6番アズマシャトル、14番ステファノスと並んで、2馬身後ろに12番ラングレー、そのまた2馬身差でパドルウィール、13番クリノジュロウジンと続いて、さらに2馬身後ろの最後方がカゼノコとなった。
1000mの通過タイムは59.7秒。3?4コーナーでラングレー、ステファノスらが前に取りつき、6頭ほど横に広がって最後の直線を迎える。
直線に入ってステファノス、シンガン、エイシンブルズアイ、アドマイヤヤングらが並んで先頭を争う。残り200m手前でこの中からエイシンブルズアイとステファノスが抜け出し、さらにエイシンブルズアイが一歩リードするが、その後ろにいたマイネルフロストがグイグイと脚を伸ばして2頭の間に入り、エイシンブルズアイとピッタリ並んだところでゴールイン。写真判定の結果、マイネルフロストがハナ差エイシンブルズアイを交わした形で優勝した。エイシンブルズアイからクビ差の3着はステファノス。ラングレーはステファノスから1/2馬身遅れての4着、アズマシャトルはさらに1/2馬身差の5着に終わった。勝ちタイムは1分46秒7(良)。