■ディサイファがゴール前の接戦を制し重賞3勝目
各馬概ね揃ったスタート。まずは13番トウケイヘイローがハナを切り、11番ディサイファ、1番ラキシス、14番ハギノハイブリッドなどが続いて最初のコーナーへ。
2コーナーに入り、先頭は依然トウケイヘイロー。2馬身開いてラキシス、その外にディサイファ、その直後に12番トーホウジャッカルが続く。1馬身半差で9番ステラウインドとハギノハイブリッド、さらに1馬身半差で8番ヤマカツエースと15番サクラアルディートが並走。1馬身差で7番ラストインパクト、直後に4番ダービーフィズと10番ハナズリベンジ、2馬身開いて5番ヒットザターゲット、その外に2番フレージャパンが続く。2馬身開いて6番サイモントルナーレ、さらに3馬身ほど離れた最後方が3番スワンボートとなった。
1000mの通過タイムは58.9秒。3コーナーに入り、ディサイファが徐々にトウケイヘイローとの差を詰めていく。これにラキシス・トーホウジャッカルが続き、ラストインパクトも外から一気に上がってきて最後の直線を迎える。
直線に入り、ディサイファがトウケイヘイローを交わして先頭に立つ。これをラキシス・トーホウジャッカル・ラストインパクトら人気馬が追うが、トーホウジャッカルは脚色鈍く、他2頭も伸びきれないでいる。替わって最内を突いたダービーフィズが2番手に浮上する勢いで、外からはヤマカツエースも脚を伸ばしてきた。さらにゴール前では内から外に持ち出したヒットザターゲットが猛然と追い込んできたが、ディサイファはこれらすべてを凌ぎ切って優勝。昨年6月のエプソムC、今年3月の中日新聞杯に続く重賞3勝目を挙げた。2着はアタマ差でヒットザターゲット、3着はさらにアタマ差でダービーフィズとなった。以下、1/2馬身差でヤマカツエース4着、クビ差でラキシス5着、ハナ差でラストインパクト6着という結果に。トーホウジャッカルは8着だった。勝ちタイムは1分59秒0(良)。