11R

京成杯

15:35発走 / 芝2000m (右 C) / 天候:晴 / 馬場:良
1回 中山 7日目 サラ系3歳 オープン       (国際)(特指) 別定 17頭
本賞金:3700,1500,930,560,370万円
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レース回顧

■ベルーフがゴール前の大接戦を制し重賞初V!

 各馬ほぼ揃ったスタート。まずは3番オトコギイッポンがダッシュ良くハナに立ち、これに12番バルビエール、2番ブライトバローズ、4番ダノンリバティが続く形で最初のコーナーへ。なお、この際に5番クルーガーがダノンリバティとバルビエールに挟まれる不利を受けて後退したが、すぐに立て直している。

 2コーナーに入り、先頭は依然オトコギイッポン。1馬身差でバルビエール、さらに1馬身半差でブライトバローズが続く。1馬身半後ろにダノンリバティと15番コスモナインボールが並び、その直後を1番クラージュシチー、クルーガー、16番ザイディックメアが追走。1馬身差で8番タケルラムセス、7番ブラックバゴ、9番マイネルシュバリエが一団となり、そのすぐ後ろに17番ベルーフ、半馬身差で13番ソールインパクト、6番イーデンホールが続き、その外を14番ナスノセイカンが上がっていく。イーデンホールらの1馬身後ろに10番フォワードカフェ、さらに半馬身差の最後方が11番ディアコンチェルトとなった。

 1000mの通過タイムは61.9秒。馬群は3コーナーに入り、ここまで逃げてきたオトコギイッポンにコスモナインボールが迫り、外を上がってきたマイネルシュバリエが先団に取りつく。その他の後続も差を詰め、馬群はひとかたまりとなって最後の直線へ。

 直線に入り、逃げるオトコギイッポンを、コスモナインボールや最内を突いたクラージュシチーら先行勢が追うが、いずれも脚色鈍く差は縮まらない。中団・後方勢からは外めに出したブラックバゴ、内の馬群の間に割って入ったクルーガーとソールインパクト、大外のベルーフ辺りが脚を伸ばしてきている。しぶとく粘っていたオトコギイッポンだったが、残り100mを切ったところで一杯に。かわってブラックバゴ・クルーガー・ソールインパクトが並んで前に出たが、ここで大外からベルーフが強襲。4頭ほぼ一線でのゴールインとなり、写真判定の結果、ベルーフがわずかに差し切る形で優勝した。2着はハナ差でブラックバゴ、3着はさらにクビ差でクルーガーとなった。ソールインパクトはさらにハナ差で4着。クラージュシチーは8着だった。勝ちタイムは2分2秒3(良)。

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