11R

皐月賞

15:40発走 / 芝2000m (右 B) / 天候:曇 / 馬場:良
3回 中山 8日目 サラ系3歳 オープン       (国際) 牡・牝(指) 定量 15頭
本賞金:9700,3900,2400,1500,970万円
  • Course コース詳細
  • IPAT連携

レース回顧

■ドゥラメンテが突き抜け完勝! M.デムーロ騎手も早速のGI制覇!

 スタートで8番サトノクラウンが若干の出遅れ。まずは、7番キタサンブラックが出て行くところを14番クラリティスカイが外から交わして先頭に立ち、この2頭に4番ワンダーアツレッタや5番リアルスティールなどが続いて最初のコーナーに入る。

 2コーナーに入り、先頭は依然クラリティスカイ。2馬身差でキタサンブラックが2番手、さらに1馬身差でワンダーアツレッタが続く。1馬身差で3番スピリッツミノル、直後にリアルスティールと13番コメートが並ぶ。1馬身半差で9番ミュゼエイリアン、外に15番ダノンプラチナ、そのさらに外から12番ベルラップ、内から1番ブライトエンブレムが上がってきた。これらの後ろに6番タガノエスプレッソ、その内に2番ドゥラメンテ、外にサトノクラウンが続く。1馬身半離れて11番ダノンリバティ、さらに半馬身差の最後方が10番ベルーフとなった。

 1000mの通過タイムは59.2秒。3?4コーナーに入り馬群は一気に凝縮したが、4コーナーでドゥラメンテが内から外に出した際に膨れてしまい、ダノンプラチナ、サトノクラウン、タガノエスプレッソなどがそのあおりを受けてしまった。

 直線に入り、ここまで逃げてきたクラリティスカイを、2番手に浮上したリアルスティールが交わしにかかる。キタサンブラックがリアルスティールの内で食らいつき、その後ろからブライトエンブレムも上がってきた。残り200mを切ったところでリアルスティールが先頭に立ったが、ここで外からドゥラメンテが一頭違う脚で襲いかかる。ドゥラメンテはあっという間にリアルスティールを抜き去り、その時点で勝利を確信した鞍上のM.デムーロ騎手からガッツポーズも飛び出して、そのままゴール板を駆け抜けた。M.デムーロ騎手は2003年ネオユニヴァース、04年ダイワメジャー、13年ロゴタイプに続く4度目の皐月賞V。今年3月1日にJRA所属騎手としてデビューしてからわずか1か月半でのGI制覇となった。リアルスティールは1.1/2馬身差の2着、3着はさらに2.1/2馬身差でキタサンブラックが入った。サトノクラウンも後ろから差は詰めたものの、6着という結果に終わった。勝ちタイムは1分58秒2(良)。

厳選予想 ウマい馬券